サッカーJ1はワールドカップ(W杯)ブラジル大会開催に伴う中断明けから1カ月が経過した。リーグと各クラブが気をもんでいたのが、1次リーグ敗退に終わったW杯の反動による観客動員の落ち込み。だが、天候に十分恵まれなかったにもかかわらず、ここまでの減少幅は過去2大会後に比べて小さく、健闘をみせている。(奥村信哉) Jリーグによると、W杯イヤーは代表メンバー決定までメディア露出が特に多く、動員増につながる一方、大会後は下落する傾向にある。W杯後6節のJ1の1試合平均動員数をみると、日本が1次リーグで敗退した2006年は大会前の1万8840人から1万7423人と7.5%減。16強入りを果たした10年も1万9332人から5.8%減の1万8208人と低下した。 ところが、今季は1万7397人から1万6825人と3.3%と微減にとどまった。しかも06、10年はW杯後の6節に雨天がなかったのに対し、今年は8
14日に行われたJ1の試合会場で、各クラブのサポーターから「2ステージ制」に反対する横断幕が掲げられた。FC東京-浦和が行われた東京・国立競技場では、浦和サポーターが試合後に「20年共にした俺達の声は無視か? もう愛想が尽きた サヨナラ」などと、2015年からの導入が固まった2ステージ制とポストシーズンの大会方式を痛烈に批判した。 2ステージ制に反対の立場だった浦和の橋本社長は「1シーズン制が望ましいというのはJリーグでも共有できている。サポーターの思いを反映させる改革をしないといけない」と述べた。 川崎や広島、仙台、清水、名古屋などのサポーターも反対を示す横断幕を出した。2ステージ制は11日のJ1、J2合同実行委員会で導入の方針が固まった。17日の理事会で正式に決まる見通し。【Jリーグ】J1、15年からポストシーズン導入 10億円以上の増収見込む
「最初の10年で選手がプロになり、次の10年で監督がプロになった。最後に残ったのは、経営者のプロ化問題だ」 これは元サッカー日本代表監督・岡田武史氏の有名な言葉だが、まさにJリーグ事務局に当てはまる。先日、Jリーグ中西大介競技・事業統括本部長が2ステージ制復活を打ち出したことに、耳を疑った人は多いだろう。 2ステージが世界基準ではない、とバッサリ切り捨てるつもりは毛頭ない。問題は、なぜ今2ステージを採用しようと言い出したのか? 根拠はなんなのかということだ。 関係者に聞いた話によると、事務局はチャンピオンシップを行うことによるメディア露出を狙っているという。某テレビ局は、「チャンピオンシップなら放映してもいい」と言っているらしい。事務局も「(チャンピオンシップ最後となった)浦和×横浜FMの視聴率は10%を超えた」とうたっているが、ではその前のチャンピオンシップの視聴率はどうだったか。鹿島×
昨シーズンの途中から横浜FCを率いている山口素弘監督は、寡黙なタイプである。チーム状況などについて質問しても、ほとんどの場合は「いろいろだよ」と、のらりくらり、かわされてしまう。そんな監督が、珍しいほど熱く語った。直前にFW三浦知良とサッカーを見ることの大切さについて話したばかりだったこともあり、山口監督にも前日に行われた横浜FM対マンチェスター・ユナイテッドの感想を聞こうと思ったのだ。 「昨日の試合を見ましたか?」。そう切り出すと山口監督は「見たよ」と言い、試合の印象を聞くと、即座に「あのマン・オブ・ザ・マッチ(以下、MOM)はないんじゃない? ありえないでしょ。選手がかわいそうだよ」と語り出した。さまざまな思惑があってのことだろうが、その試合のMOMには、30分ほどの出場にとどまり、得点にも絡んでいない、試合に敗れたマンチェスター・UのMF香川真司が選出されていた。デイビッド・モイーズ
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