「曲の長さ」という点で洋楽のこれまでをざっくり振り返ると、60年代半ば頃までのポピュラー音楽はシングル盤で1楽曲単位で提供するのがメインで、その頃の楽曲はだいだい3分前後。それはドーナツ盤の収録可能時間とラジオでかかることが前提の長さでした。 それがビートルズ辺りからアルバムをメインとした方針が多数派となり、その結果1曲あたりの時間は長くなっていき、それでもラジオでかけてもらいやすくするために、シングルカット楽曲には「Radio Edit」ヴァージョンなんてものが作られるようになったりして。 それがCDから配信・ストリーミングになり、YouTubeでの視聴も前提とする聴かれ方がメインとなることで、またアルバムではなく楽曲単位での提供がメインとなってきたわけですが、そしたらまた多くの楽曲が3分前後の長さで提供されるようになっています。以下今週のビルボードHOT100の上位10曲。 01.LI