王金平立法院長(国会議長)が6日午前、中国大陸との「サービス貿易取り決め」に抗議する学生らによって占拠されている立法院の議場を訪れ、「取り決め監督制度の立法までは、 サービス貿易に関する話し合いや関連会議などを行わない」と発言したことについて、事情を知らされていなかった国民党幹部から驚きの声が上がった。 ・占拠の議場を訪れた王立法院長「取り決め監督制度の立法を優先」 中国大陸との「サービス貿易取り決め」に抗議する学生らが先月18日に立法院(国会)の議場を占拠してから20日目を迎えた6日、王金平立法院長(議長)が占拠後初めて議場を訪れた。 王院長(=写真前列中央)は午前11時過ぎに立法院を訪れ、敷地内で談話を発表。先月19日以降、取り決めをめぐり複数回にわたって与野党で意思疎通や話し合いを行いながらも、依然共通認識に達していないことを陳謝した。 その後、議場に入った王院長は、学生団体の林飛帆