燃え続ける線路の手前で止まった京浜東北線。このあと乗客は避難した(6日午後7時58分、JR東京駅で)=秋山哲也撮影 6日午後7時35分頃、JR京浜東北線の東京駅構内で、線路付近から煙が上がっているのを駅員らが発見、電車を停止させた。 JR東日本などによると、けが人などはなく、同駅の手前で緊急停車した大船発大宮行き電車は、先頭車両だけがホームにかかった状態で止まり、乗客を駅構内に避難させた。この影響で、京浜東北線は大宮―大船間の全線で一時、運転を見合わせ、その後は10時45分頃まで、一部区間で並行する山手線の線路を使用したが、ダイヤは大幅に乱れた。 一時は線路付近から炎が上がり、駅構内には煙が立ちこめて騒然とした雰囲気となったが、午後9時45分頃鎮火した。警視庁丸の内署によると、レールの下にある器具にほこりがたまっており、そこから発火した可能性があるという。 東京駅では帰宅ラッシュの時間帯と