共産党の小池晃書記局長は7日の記者会見で、中学生を性被害から守るための性交同意年齢に関し、立憲民主党の衆院議員が党内の会合で「50歳が14歳と同意性交で捕まるのはおかしい」と発言したことについて「報道でちらっと見ましたが、正式な党の見解として言われたわけでもないだろうし、具体的な事実として確認できないので、コメントは避けたい」と述べた。 ただ、小池氏は5月24日の記者会見で、性的少数者(LGBT)への理解増進を図る法案をめぐり、自民党議員が非公開の会合で行ったとされる発言を引いて、「無知蒙昧(もうまい)」「許されざる発言」などとコメントしていた。 対応が異なる理由を問われた小池氏は「自民党のは事実としてしゃべった議員も認めている話だ」などと説明した。 だが、この自民党議員は共同通信の取材に「会議は非公開のため、内容や発言について答えるのは差し控える」とのコメントを出している。