日本人の平均寿命が公表され女性は87.74歳、男性が81.64歳といずれも過去最長となりました。 厚生労働省によりますと、日本人の平均寿命は ▽女性が去年の時点で87.74歳 ▽男性は81.64歳で 前の年から女性が0.3歳、男性は0.22歳延びました。 男女ともに東日本大震災の発生以降、9年連続で延びて過去最長を更新しています。 平均寿命が公表されている国や地域の中では ▽女性が香港に次いで2位 ▽男性は香港とスイスに次いで3位となりました。 去年は新型コロナウイルスで亡くなる人が増えた一方、がんや心疾患、脳血管疾患などの死亡率が低下したことから、全体として平均寿命が延びたということです。 厚生労働省は「去年は感染対策が徹底されてインフルエンザなどで亡くなる人が減少したこともあり、比較的大きな延びになった。今後も医療水準の向上などを背景に寿命は延びていくのではないか」としています。