楽天カードは2021年6月から「2枚目」を発行するサービスを始めました。それまでカードの発行は1人1枚でしたが、2枚持ちが可能になったわけです。果たしてそんなに需要はあるのか、少々疑問に思っていたのですが、実際には好調のようです。 発行枚数2300万枚を超える楽天カードは、楽天のフィンテック事業における中心的な存在です。10月12日にオンラインで開催された「Rakuten Optimism 2021」には楽天カード代表取締役社長の穂坂雅之氏が登壇。2枚目サービスによる発行枚数は「3ヶ月で50万枚を超えた」との数字を明らかにしました。 なぜ、クレジットカードを2枚も持つ必要があるのでしょうか。まずは使い分けのニーズがあります。趣味の買い物と毎月の引き落とし、個人用と仕事用など、利用シーンによってお財布を分けたいときに複数のカードがあると便利です。 国際ブランドやカードのデザインで選びたいとい