2015年9月1日のブックマーク (2件)

  • 『暴力の日本史』 - Arisanのノート

    暴力の日史 (ちくま文庫) 作者: 南條範夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2014/05/08メディア: 文庫この商品を含むブログを見る 南條範夫という人については、月影兵庫シリーズの原作者というぐらいの認識しかなかったが、東京帝大卒のエリートで、満鉄調査部を経て戦後は経済学者として活躍、東京の都市計画などにも関わったらしい。それが途中から、時代物のベストセラー作家に転身したという、異色の経歴だ。 それを頭に入れて読むと、このが当初出版された1970年当時の時代状況とも重なって、為政者の側の、「民衆」や「抵抗」に対するニヒルな感覚が色濃く示されているような読み物になっている。その描写には、サディズム的な要素もうかがわれる。 だが、僕が読んでいて一番印象的だったのは、江戸時代の一揆の多さと激しさである。 ふつう、日歴史でもっとも一揆の多かった時代は室町時代(戦国末期にかけて)

    『暴力の日本史』 - Arisanのノート
    carl_s
    carl_s 2015/09/01
    『武器にしても、「害獣の駆除に必要だから」と嘘をついて領主側からまんまと多くの鉄砲をせしめ、武装して闘うというケースもあったようである』すげえ。
  • 育鵬社教科書の採択運動「強要され苦痛」 勤務先を提訴:朝日新聞デジタル

    「新しい歴史教科書をつくる会」の元幹部らが編集した育鵬社(いくほうしゃ)の中学教科書をめぐり、勤務先から採択推進運動に協力を求められ苦痛を受けたなどとして、東証1部上場の不動産大手・フジ住宅大阪府岸和田市)で働く在日韓国人の40代女性が8月31日、会社側に慰謝料など3300万円の賠償を求める訴訟を大阪地裁岸和田支部に起こした。 女性は2002年からパート社員として勤務。訴状によると、社内では一昨年ごろから中国韓国を批判する書籍や雑誌記事のほか、それらを読んだ社員が「中国韓国の国民性は私も大嫌い」などとする感想文のコピーがほぼ連日、フジ住宅の会長(69)名で社員に配られたという。 今年5月には、太平洋戦争について「欧米による植民地支配からアジアの国々を解放」するとの目的が掲げられた点などを強調した育鵬社の教科書を称賛する文書を配布。各地の教育委員会が採択するよう、社員が住所地の市長や教

    育鵬社教科書の採択運動「強要され苦痛」 勤務先を提訴:朝日新聞デジタル