<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2008年06月11日 (水)スタジオパーク 「“高齢者重視”の政治学」 (稲塚キャスター) 75歳以上を対象にした新たな医療制度が高齢者から大変な不評を買っています。何とか高齢者の怒りを鎮めようと、自民党も対策に乗り出しました。このような政治の動きをどう見るか。影山解説委員に聞きます。 Q:与党も野党も、高齢者の反応にはずいぶん気を使っているんですね (影山解説委員) A:最近は「選挙の行方を決めるのは高齢者だ」と言われていて、それだけ気を使う。これは去年の参議院選挙の年代別の投票率だが、投票率が一番高いのは65歳から69歳で77%、次が70歳から74歳で75%。若い人は20代が30%台、30台で50%前後。これは、実際に投票した人の数で言うと、20代、30代あわせて全体の24%、それに対して60代以上で41%だから、高齢者の怒りを