6月26日の児童ポルノ禁止法案の審議が、あまりにショッキングだったということで反響を呼んでいますが、どこまでをポルノとするかの線引きばかりが話題になっていて、どうも単純所持禁止は避けられないみたいですね。一応、民主党案だと、単純所持禁止ではなくて、繰り返しの取得を禁じる「取得罪」を主張してるのかな。 児童ポルノの単純所持を禁じられると、僕のようにエロメディアの歴史に興味がある人間には非常に困るわけですよ。なにしろ日本のエロメディアにおいて80年代前半はロリコンヌードを抜きには語れないのです。マニア誌としては異例の8万部を記録した「ヘイ! バディ」を筆頭に20誌以上の専門誌が発売されたことは大きなトピックだし、何よりもこの頃のエロ雑誌って、ロリコン向けじゃなくてもロリータヌードが載ってたんですよ。例えば「写真時代」にはアラーキーや清岡純子のロリータヌードが満載だし、「ビデオザワールド」の創刊