総務省は2月26日、NTTドコモとKDDIが携帯電話の解約手続きに関する情報を案内するWebページを検索できないようにしていたと明らかにした。検索エンジンの検索結果に表示されないようにする「noindexタグ」をWebページのHTMLに埋め込んでいた。 検索エンジンは通常、事前に「クローラ」というbotでWebサイトの情報を収集し、データベースに記録することで検索できるようにしている。noindexタグが付いたサイトは、クローラが巡回してもデータベースへの記録を行わないため検索結果に表示されない。 総務省によると、ドコモは「携帯電話の解約お手続き方法」「携帯電話・PHS番号ポータビリティ(MNP)を利用した解約お手続き方法」のページ、KDDIは「スマートフォン・携帯電話の解約・他社へのMNP転出をご検討中のお客さまへ」のページにnoindexタグを埋め込んで検索できないようにしていたという