講義ノートの目次へ 大学一年生で学ぶ数学のうち,「解析学の基礎(微積分)」について 勉強法やポイントを,図表を交えつつ分かりやすく解説。 つまずきがちな微積分の全体像をつかめる。 解析学は,「微小量の厳密な理論」だ。 これを学ぶ理由・価値は何なのか? また,どのように全体像を把握して学習を進めたらよいのか。 下記は,新入生が「解析学の概要」を理解する助けになるだろう。 (要約) 解析学とは,一言でいうと「微小量の理論」であり,微積分や極限のこと (特徴) 無限小のレベルでの「精密さ・厳密さ」を追求する学問 (価値・意義) 微小量を制する者は,巨大な量をも制する。厳密な理論を展開できるから (要点のつながり) 大学1年生の「解析学」のポイントを追いかけるストーリー (ステップ1)「多重積分」のためには,1変数での積分や微分が必要。 (ステップ2)1変数の微分のためには,「関数列」や「点列」の