DLLプログラミングは、ウィンドウズプログラミングと切っても切れない関係……のはずなのに、結構わかりにくいんですよね。そういう部分をまとめてみました。 「DLL」。この名称は「Dynamic Link Library」の略です。日本語に訳すと「動的にリンクするライブラリ」といったところでしょうか<一語しか訳してないやん。 通常アプリケーションを作製する場合、「各ファイルをコンパイルする」-「作製されたオブジェクトファイルをリンクする」という手順(いわゆる「ビルド」と呼ばれるもの)を踏んで「実行ファイル(Exeファイル)」が作製されます。 アプリケーションはいっぺんにすべてが作られるわけではなく、ソースファイル単位でまず「コンパイラ」が「オブジェクトファイル」というものを作り、次に「リンカ」が各オブジェクトファイルをくっつけ、「実行ファイル」にします。 この「ビルド時にリンクする」ことを「静