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2010年6月3日のブックマーク (7件)

  • 前例主義と未来志向 : 池田信夫 blog

    2010年06月03日17:09 カテゴリ法/政治 前例主義と未来志向 今週のニューズウィークに書いたように、鳩山政権の破綻は、首相の優柔不断な性格もさることながら、内閣制度の欠陥によるところも大きい。しかし首相官邸の機能を強化しても、前例を極端に重視する霞ヶ関の風習が直らないと、このような悲劇が繰り返されるだろう。 経済学では前例(sunk cost)は無視して未来志向コスト(forward-looking cost)だけを考えろと教えるが、法学では逆に前例を守るべきだと教える。特に最高裁の判例には法律と同じぐらいの重みがあり、たとえば解雇についての最高裁判決は下級審の基準となる。解雇の違法性についての解釈が裁判所によってまちまちだと、訴訟が頻発してビジネスに支障をきたすので、判例は法的な予測可能性を高めて不確実性を削減するのである。 官僚の行動様式も同じで、各省折衝で法律が経済的に正し

    前例主義と未来志向 : 池田信夫 blog
    castle
    castle 2010/06/03
    「経済学では前例は無視して未来志向コストを考えろと教えるが、法学は前例を守るべきと」「経済学では予測可能性は100%と考え、不確実性も確率的に計算可能だと仮定し、時間整合性を重視して期待効用を最大化する」
  • 孤独なボウリング : 池田信夫 blog

    2010年05月30日21:43 カテゴリ法/政治 孤独なボウリング 「アゴラ」で紹介したサンデルの『これからの「正義」の話をしよう』はアマゾンでベストセラーの第1位になり、品切れになった。それほどとっつきやすいとはいえない法哲学のがこれほど売れるのはNHKの番組のおかげだろうが、これをきっかけに日でも下らない「格差社会」論や「市場原理主義」批判が終息して、自由や平等についてのこれまでの成果を踏まえた論争が行なわれることを期待したい。 鳩山政権のバラマキ福祉路線は、80年代にリバタリアンから攻撃されて姿を消したアメリカの民主党の「大きな政府」の焼き直しである。政府がアドホックに福祉支出を増やした結果、財政赤字とインフレでアメリカ経済はボロボロになった。政府に「平等」や「正義」の基準を決める権限はなく、その役割は「最小国家」に限られるべきだというノージックの主張は、レーガン政権以降の小

    孤独なボウリング : 池田信夫 blog
    castle
    castle 2010/06/03
    「ソーシャル・キャピタルが「均衡選択」の役割を果たしてコミュニティの規範を支えている」「(共同体崩壊の)要因は世代の変化」「単純化された(大衆受けする)「正義」を振り回さず、問題を多面的に考えること」
  • 新着情報 | 憲政史研究者・倉山満の砦 -

    castle
    castle 2010/06/03
    「(副総理が)総理就任後すみやかに政権の信任を得るべく衆議院を解散~菅副総理兼財務大臣が衆参同日選挙を行い、国民の信を問うべき」「理想を持たない現実主義は真の現実主義ではない。現状の追認にすぎない」
  • ユキオ、君は一体何者だったの

    時間の無駄? 4月に鳩山が訪米したときは、オバマと非公式会談しかもてなかった Pete Souza-The White House "Yukio, we hardly knew ye"──アメリカ人は、鳩山由紀夫に同情すべきなのだろうか。 日の鳩山首相は、就任後失態続きの挙げ句にたった8カ月で退陣し、やはり1年以内に退陣に追い込まれた安倍晋三、福田康夫、麻生太郎らと同じ不名誉リストに加わった。 鳩山政治は、目を疑うほどの迷走続きだった。なかでも目立つのは、どっちつかずで何カ月も引っ張った米軍普天間飛行場の移設問題。結局鳩山は5月末、06年の日米合意に戻り、国民はまさかと思っていた沖縄県名護市辺野古への方針を決定した。 日政治研究者のトバイアス・ハリスが書いているように、「首相就任後の9カ月、彼は自ら選んだ閣僚の長としても、民主党の代表としても、日の指導者としても失敗した。普天間問題で

    castle
    castle 2010/06/03
    「彼(鳩山)はどう見ても、首相の器ではなかった。だが長い時間が経って鳩山が忘れ去られた後はどうなるか。多くの日本人は、日本がアメリカから植民地のような扱いを受けたことしか思いださないのではないか」
  • 新着情報 | 憲政史研究者・倉山満の砦 -

    投稿日:2010-06-02 一言でまとめると、 鳩山と小沢の二人がかりで、輿石一人に逆らえなかった。 以上。 これではあんまりなので、真面目かつ丁寧に話をしましょう。 私は予測予想予言のたぐいはしないので、今何が起きているかをお話します。 また、過去に何を話したかを話しましょう。 ただ、29日に http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100520/stt1005202005013-n1.htm をあげていたの意図はあります。 私が何を言っても、「小沢は民主党の独裁者」「輿石は小沢の腰巾着」と頑迷固陋に思い込みを変えない人があまりにも多かったというのがありますが。 まずこういう状況では、誤情報が飛び交うということ、マスコミ、特にテレビでは速報性が求められているので、「そういう情報が流れている」と構えてみる必要があります。 例えば、小沢幹事長

    castle
    castle 2010/06/03
    「鳩山と小沢の二人がかりで輿石一人に逆らえなかった」「明治以来の日本の憲政史の大原則「拒否権>指導力」。小沢さんが総理を決められる指導力があっても、輿石さんの協力がなければその総理が辞めざるを得ない」
  • 今時の風林火山 - おかくじら

    castle
    castle 2010/06/03
    「ブレまくること麻生より酷く なんでも人ごと福田より酷く 空気読めないこと安倍より酷く 政治とカネは小沢の如し」「(菅氏だと増税論で)財務大臣として言ってきたことと総理大臣になってからいうことが変る」
  • ネットだからプロとアマの垣根がなくなるというアングルは、終わってもいいんじゃないか - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    ちと猛烈に忙しく、忙しいためか手慰みな感じになっちゃうけどご容赦。 大量のプロの表現者がべていける時代は、終わってもいいんじゃないか【湯川】 http://techwave.jp/archives/51457840.html ここでいう、「大量のプロ」というものを、読み手がどう想像するかによって、実は結論が異なる。私は、大量のプロは新聞社であり出版社であり広告代理店であるというような大企業で働く記者や編集者や広告マンのことかなと思って読んだ。文中には、「作家やミュージシャン、カメラマン、ジャーナリスト」とあるが、彼らかてこれらのプロフェッションの対価はそれなりの割合が新聞社や出版社や広告代理店で得ているだろうからだ。 彼らの存在が脅かされる対象として、アマター、すなわち無料の表現者によって市場を蚕され、対価を貰わないシステムがネットの中で完成し、完結することによって収入が下がってしまい

    ネットだからプロとアマの垣根がなくなるというアングルは、終わってもいいんじゃないか - やまもといちろうBLOG(ブログ)
    castle
    castle 2010/06/03
    「出版社や代理店、テレビ局なんかをあわせると3万人以上が情報産業から転出している。でもあまりそういう情報産業OBが鈴なりになってネットで情報発信をしている姿は見受けられない。彼らは本当にプロだったの?」