記者からこう問われた国防総省高官は、「その質問は中国側に聞いてほしい」とそっけなく答えた。1月18日からの胡錦濤訪米直前、ワシントンで行われた記者会見でのやりとりだ。 今回の訪米で米中軍事交流再開が確認されたことは誰でも知っている。だが、考えてみれば、交流が中断された理由の方はあまりよく分からない。そこで今回は、冒頭の米国防総省高官に代わり、記者の質問に勝手に答えさせていただく。 公式理由は台湾への武器輸出
今週予想される動きと留意点を取り纏めてみました。「事前予想」ではなく、あくまで研究者としての「心構え」です。 今週はカイロに注目したい。悲しいかな、日本の一部には現在のエジプト情勢を「民衆革命」などと、およそ見当違いの解説を試みる向きがある。FacebookやTwitterなどで動員された「付和雷同の民衆」は今回の政治劇の真の主役ではない。 今日のエジプト内政は、①エジプト政治の主役である「軍エリート」と腐敗した「ムバラク家」との対立、②軍部と警察等治安組織との確執、③主流政治エリートと「イフワーン(ムスリム同胞団)」との対立、④軍内の(世俗的)上層部と(宗教的?)中堅将校との温度差、という4つの軸を中心に詳細に分析すべきだろう。 これまでの報道を読む限り、残念ながら、日本語による報道には本質を突く分析がほとんどなく、英文の記事をよく読むしかない。現在もエジプト内政のシナリオを書こうとして
21世紀日本アジア協会 Japan Asia Society 21 21世紀はアジアの世紀だ。 複雑多様なアジアを正確に把握する努力を通じて、日本のあり方を考えよう。 > コラム > 伊原吉之助教授の読書室 評論: これは、 『 関西師友 』 平成15年2月号に掲載した 「 世界の話題 ( 163 ) 」 です。新聞を初めとして 「 可能性 」 と 「 蓋然性 」 の混同使用が目立つので、採録することにしました。再録に当り、少し増補してあります。 伊原吉之助 別概念の混同 かねがね 「 可能性が高い 」 という表現に疑問を感じてきました。 昔、教授会で同僚の理学博士が、以下のようにいうのを聞いて以来のことです。 「 可能性はあるかないか? ゼロでない限り、常に可能性は "ある" のです。多少や高低など、程度をいうなら蓋然性です。二つの概念を混同してはなりません 」 最近の新聞記事をみると、
クリスマス・年末商戦から時期がこぼれて発売がこのタイミング、というケースは凄い当たるか凄いお通夜かという具合になりやすいんですが、ちょっとさすがにここまでは、という物件が今週立て続けに出たので触れずにはいられない。 ● The Last Story 画像をそのまま流用すると問題あるので、アフィバナーをお通夜風味にしてみました。 http://www.4gamer.net/games/117/G011794/20110202049/ セールスが、まさかの11万。出荷が15万(推定)、これはさすがにびっくりです。消化が70%切ってて、店頭の動きも… ということで、今週以降の伸びも微妙となると、本気でラストストーリーになってしまいますね。 ユーザー評価が、低いです。コアがつく作り込みにもなっておらず、名作だけど残念ながら売れなかったゼノブレイドとも違ったエンディングになりそう。正直、もう少し売れ
相撲は真剣勝負であると同時に興行なので、どうしてもこの手の問題がつきまとうのであるが… まあ、現場でやってる力士がメールでやり取りしてたら当然こうなるよね。 力士の文面に「まっすぐ突っ込んでいくから」 「20」「30」は勝ち星の金額か http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110202/crm11020212510011-n1.htm 昭和の時代は暗黙のネタで済んでいたものが、平成の世になって社会に余裕がなくなると、袖の下に何か鎧でも見えると大騒ぎする風潮というのはどうしても出てくるものなのだろうと。いや、八百長は良い、許せ、と言っているわけではないですよ。でも真剣勝負であるはずの大相撲が、とか、裏切られた、とか言っている人たちは、相撲に限らず興行の歴史を知らないのではないかと思うわけです。 数理学をやっている海外のファンドが、日本の競馬の勝率が統計的
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