死んだ主人の飼い主にいつも付き添っていたが、名前はなかった UTHAPPANAICKANUR POLICE <救おうとしたのに......一瞬で善良な命を3つも奪ったインドの悲劇> インド南部のタミルナドゥ州で、切れた電線に触れて倒れた牛を救おうとした農民が、自分も感電した。 しかし、遺体は全部で3体。ピンチの飼い主を助けようとした犬もまた、死んでしまったのだ。タイムズ・オブ・インディア紙が伝えた。 地元でM・モックスと呼ばれていた65歳の男性は、7月10日の朝、牛に牧草地に連れて出た。だが、前の晩の暴風雨のせいで、電線が切れてぶら下がっていたことに気付かなかった。 牛は電線に触れてばったり倒れた。モックスは走り寄り、必死で牛を蘇生させようとしたが、自分も感電してしまった。 これを見て主人に駆け寄ったのが、6歳ぐらいの雑種犬。主人の上にかぶさった電線を引っ張って除けようとしたが、電線がむき