米ブルームバーグは2日、「アベノミクスからアベノマスクへ マスク配布策が冷笑を買う」とし、「アベノマスク」が日本のツイッターでトレンド1位になったことを紹介した。米フォックスニュースも、「エープリルフールの冗談ではないかと受け止められている」と報道した。 いずれも新型コロナウイルス感染対策の一つとして、政府がマスクを配布することを冷ややかに報じている。一方、筆者は「マスクと一緒に、10万円政府小切手を送ればいいのに」とツイートした。 筆者はかつて、経済危機時の政策提言として、政府小切手を配布する案を主張したことがある。米国などでは実際に行われていたからだ。 ところが、ある政府関係者は全国民に配布するのが実務上困難だと否定的だった。 筆者は第1次安倍晋三政権時に、全国民に送付する「ねんきん定期便」を企画して実施した。これは国民の住所確認の役割もある。既に実施されてから10年もたつので、今なら
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