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  • 外資系広告代理店の真実 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    とまあ大げさなタイトルを付けましたが、外資系の体、つまり、海の向こうの広告代理店の動向などを自分の知る限りで書いてみたいと思います。なんか最近、こういう自分の小さな知識みたいなことをエントリにまとめるのがマイブーム。って、言葉づかいがちと古いですね。この、ちと、と言うのもマイブーム。って、しつこいですね。すみません。題、始めます。 欧米の広告代理店の動向、こっちに入ってくるのはいい話ばっかり。クリエイティブエージェンシーの台頭だとか、あっちはアイデアで戦っているだとか。まあ、それも真実ではあります。ほんと、かつてのDDBなんかも、Saatch & Saatchなんかも、立ち上げて、あっという間にメガエージェンシー。最近では、Wieden+Kennedyだとか、Fallonだとか、BBHだとか。 アイデア一発で大きなクライアントをつかんで、一世風靡。でも、時代の寵児になって、メガエージェ

    外資系広告代理店の真実 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
    castle
    castle 2008/07/22
    「クリエイティブで生き残るタイプの代理店は、創業者の影響が薄くなる頃がひとつの契機で、そこから、たいがいは創業者の方法論の理論化がはじまり、そのメソッドが複雑化し~その理論の神格化みたいなものが」
  • すごいテレビCMを見ました。 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    東京ガスの「ガスパッチョ」のテレビCMシリーズで、今回は織田信長篇。いつものパターンで、歴史上の人物である織田信長が現代の部屋にやってくるという設定。 現代の「ガスパッチョ」な生活を思い切り楽しんだ織田信長が「そろそろ能寺に戻るよ」と。すると部屋の住民である若者が「それは、戻らないほうがよろしいかと‥」で、織田信長が微笑んで「じゃあな。これやるよ」と印籠を渡す。その印籠には若者と一緒に撮ったプリクラが貼ってある。若者はプリクラが貼られた印籠を手にして「信長さん‥」と信長を見送る。そういうストーリー。 CMを見た後、ちょっと泣きそうになって、そのあと、同業の端くれとして激しく嫉妬。素晴らしい。あんな広告をつくれたら、と思う。ここんとこ広告の未来に悲観的になっていたけど、これで少し吹き飛んだ。時代は動く。きっとよい方向に。過去に戻って運命通り死んでいく信長に恥じないよう、がんばっていかないと

    すごいテレビCMを見ました。 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
    castle
    castle 2007/10/22
    「現代の生活を思い切り楽しんだ織田信長が「そろそろ本能寺に戻るよ」と。若者が「それは、戻らないほうがよろしいかと」で、織田信長が微笑んで印籠を渡す。その印籠には若者と一緒に撮ったプリクラが貼ってある」
  • ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね): 「死」のイメージがどこかに隠されていると、広告はヒットする。

    まあ、これはたわごとだと思ってください。だから何、という話なので。 ヒット広告の中には、ある種の共通性があって、そのひとつは「死」のイメージだったりするのよう気がします。前回のエントリで取り上げた東京ガスのCMにも、それがありますよね。歴史によって死を運命付けられた信長が、ガスパッチョな楽しい現代の生活と別れを告げるときに「達者でな」と言うんですよね。私、あのCMを見て、ゾクッとしました。 フロイドの精神分析などを借りると、一応、エロス/タナトスみたいな説明はつけられると思いますけど、とりわけに日の場合は、その死のイメージを想起させる広告が多いような気がするんですね。これは、欧米に比べ、日が感覚的なコミュニケーションが好まれるからのような気がします。欧米は、かなり知的な説得が好まれるような気がします。これは、欧米のCMが長尺が多く、日は30および15秒の短尺が中心であることにも起因し

    ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね): 「死」のイメージがどこかに隠されていると、広告はヒットする。
    castle
    castle 2007/10/22
    「日本の場合は、その死のイメージを想起させる広告が多いような気がするんですね。これは、欧米に比べ、日本が感覚的なコミュニケーションが好まれるからのような。欧米は、かなり知的な説得が好まれる」
  • 落ち込んでいる人に「がんばれ」って言ったらいけないの? - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    朝昇龍さんの問題でも、安倍首相辞任の問題でも、なんか違和感があることがひとつあって、気になるので少し考えてみたいと思います。最近に始まったことではないけれど、なんでもかんでも精神医学や心理学での原因づけを安易に行うでしょう。あれ、当にそれでいいのかなと思います。 とか抑状態とかノイローゼとか心理性胃腸障害とか。テレビに心理学者や精神科医が出て、それなりな感じで話しますよね。一般的な症例の解説を交えて。あんたねえ、臨床してないのに、その人がテレビに出ているのを見て当にわかるの、って思うんですよね。 臨床した先生も、病名を発表するでしょう。たぶん、そういう病名を求められるからそうするんでしょうけどね。でもねえ、風邪は、病名は急性上気道炎なわけですよ。それで風邪薬を処方されるでしょ。風邪薬は胃に悪いから胃薬を処方しなけりゃならない。で、急性胃炎もプラスされて、風邪をひくと、急性上気道炎+

    落ち込んでいる人に「がんばれ」って言ったらいけないの? - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
    castle
    castle 2007/09/25
    「俺はおまえに「がんばれ」って言われたくないっていう生活の実感でしょ。誰がどういう気持ちで言うかという当たり前の話でしょ。そんなふつうのことを、心理学を交えてさも普遍の真理みたいに言うから、世の中が」
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