1985年以来、道頓堀川に沈められその姿を見せることのなかったカーネル・サンダースが今日、発見された。 桜島も爆発し、これも85年にピークを迎えた活発な火山活動の再開を高らかに宣言するかのようだ。 そして、株価にいたっては85年を通り越し80年代前半あたりの水準をうろつく有様。 この暴力的とも言える80年代の再来は何を意味するのか? そう言えば、昨日NHKでポアンカレ予想とそれを証明したグリゴリー・ペレルマンの特集番組を見た。 その難解極まる証明は全く分からなかったが、非常に面白かったのはペレルマンがトポロジーではなく微分幾何学と物理学の手法を使って解いてみせたということだ。 その番組では、60年代半ばからトポロジーはアメリカで「数学の王者」と呼ばれるようになったと言っていたが、その影響が20年後人文にまで及び、80年代にはトポロジカルな思想でシラケつつノリ、ノリつつシラケるみたいなことが