BINDが正常に動作しているように見えても、実は高負荷で悲鳴をあげているかもしれない。BINDのロギング機能やデバッグ情報出力、MRTGなどを活用して、BINDの状態を把握できるようにしておこう。(編集局) Webやメール、DNSなど、サーバと呼ばれるものは動いていれば問題ないと考えていないでしょうか? 一度設定が完了したからといって、メンテナンスをおろそかにするようでは にわか管理者のらく印を押されることになります。そこで、メンテナンスの第一歩であるBIND 9の情報収集と分析方法について解説します。 ログ出力の設定 BIND 9は、/var/log/messageなどsyslogデーモンを経由したログだけでなく、BIND 9独自のロギングを備えています。第9回では簡単に紹介しただけでしたが、今回はsecurity/client以外のログカテゴリも見ていきましょう。 ロギング機能の基礎
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