格闘技(観戦)と読書と映画とTVと体力作りの日々を、ネタばれ無しで過ごしたい男の随筆みたいなブログ。 “NASはなくてもBlogがあるさ”という気分で使ってみる 2024-03 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 » 書く気のあるうちに『響鬼』を総括する 【その1】 『仮面ライダー響鬼』は失敗作である(駄作ではない) 『響鬼』は、普通の失敗作である。 1号からV3のライダーブームをリアルタイムで経験し、『ガンダム(1作目)』をリアルタイムで観た世代として、書き記しておきたい。『響鬼』は、「ムーブメント」とか「エポックメイキング」という言葉とは無縁の、ごく普通の失敗作に過ぎない。 言うなれば、『響鬼』は「失敗した『平成版の仮面ライダーアマゾン』」なのだ。 (『仮面ライダーアマゾン』自体が成功作なのかどうかは微妙な感じ
格闘技(観戦)と読書と映画とTVと体力作りの日々を、ネタばれ無しで過ごしたい男の随筆みたいなブログ。 “NASはなくてもBlogがあるさ”という気分で使ってみる 2024-03 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 » 『響鬼』の商業的失敗の原因を解明する! バンダイの調査で「好きなキャラクター」のランキングベスト10から脱落(平成ライダーシリーズ初めての事態)。玩具(DAを除く)も売れない。 なぜ『響鬼』は、ここまで深刻な商業的失敗に至ってしまったのだろう? 背景にある構造的な問題に関しては、『響鬼』の人気低迷を考察する に書いた。ここでは、『響鬼』という作品自体に焦点を当て、商業的失敗の原因を探ってみる。 1.ライダーの必殺技がカッコ良くない 私はイケメン目当てでヒーロー番組を観ているのでもなければ、ドラマ目当て
プロデューサー、脚本家交替で大きなお友達の機嫌を損なわせている『仮面ライダー響鬼』ですが、さて、その脚本家が井上敏樹になったことでどういう路線変更がみられるかというと……。 mixiに書いた感想に加筆修正して、現状把握として掲載してみることにします。 今の響鬼の間違い 響鬼のテーマは確かに「努力」であって、それは古典的「スポ根」概念の復古運動でもあるのだけど、しかし響鬼の現代性っていうのは「獲得」の努力ではなく「克己」の努力を描こうとしているという点だ。それは先々週の回(二十九之巻 「輝く少年」)に感動しながら考えていたことでもある。 過去における「努力(スポ根)」というテーマは「努力すれば報われる」「何かを手に入れる為に努力する」という高度経済成長時代的なハングリー精神、フィジカルな成長に基づいていたのであるが、響鬼で描かれているそれは「自分の弱さを乗り越える」「ヒーローの側に居ることで
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