民主党大会、前原代表に反論・懸念相次ぐ(読売) 同日の全代議員会議では、前原代表が米国での講演で中国脅威論やシーレーン防衛強化、憲法改正の必要性などに言及したことについて、出席者から異論や懸念表明が相次いだ。 これに対し、前原氏は「代表として目指す外交安全保障政策を述べただけだ」と説明し、「私なりに、近く党の外交安保政策の戦略ビジョンを示す。徹底的に党内議論した上で、党の考え方としてまとめてほしい」と述べ、外交・安保に関する意見集約に着手する考えを表明した。 こういう記事を読むと、本当に民主党は同床異夢状態なんだな、と思う。確かに、アメリカや中国における前原代表の発言は「過激」であり、旧社会党には決して受け入れられないところであろう。 しかし、私はこれで良かったと思っている。 小泉外交のウィークポイントは、やはり中韓との首脳外交が事実上ストップしていることにある。まあ、朝日や毎日
民進党の派閥(みんしんとうのはばつ)では、民主党・民進党・旧国民民主党、希望の党、旧立憲民主党・新立憲民主党、新国民民主党の派閥・議員グループについて解説する。報道では民進党(民主党)のグループと呼称されることが多い。 民主党・民進党・旧国民民主党は法的に同一の組織であり、旧立憲民主党・新立憲民主党や希望の党・新国民民主党は人的に密接に関係があるため、本記事で一括して掲載する。 民進党本部(2016年3月までは民主党本部として使用、2018年5月からは2020年9月まで旧国民民主党本部として使用、現在は新立憲民主党本部(旧別館)として使用) 概説[編集] 民進党の前身である民主党の国会議員は、政治信条・出身政党・支持母体・中心的な政策課題などに基づいた党内集団を形成していた。報道では、自民党の派閥が各派の領袖の名を取って「○○派」と呼称されるのに倣い、民主党の派閥(グループ)も代表者や領袖
2005年09月12日11:03 時代劇は黄門さんが勝つにきまっている カテゴリ kinkiboy Comment(12)Trackback(50) 国民の利益とは無関係に利権誘導で動く政治や公務員の相次ぐ不祥事への怒り、時代の閉塞感やつもりに積もった財政の赤字、少子高齢化社会への急速な変化などによる将来不安などが渦巻き、鬱屈した国民の気持ちにむけた時代劇でした。小泉さんの『改革』という水戸黄門の印籠、また「殺されてもかまわない」という覚悟の潔さ、悪代官よろしく郵政族を追い出し、また刺客をはなって懲らしめる舞台設定などの巧みな演出によって自民党支持への圧倒的なエネルギーが生まれ、雪崩を打ったように自民党大勝の結果となりました。時代劇は、黄門さんが最後に勝つに決まっているのです。 マーケティングの世界では、マーケットがまるで小選挙区制度のように、トップでないと生き残れない時代になったといわれ
2005年09月14日13:38 「のまネコ問題」は、avexがそういう会社だということ カテゴリインターネット kinkiboy Comment(131)Trackback(51) ネットで知り合った方から「のまネコ」問題はどう考えるのか、ブログで意見を書いてよというリクエストをメールでいただきました。 結論から言います。「のまネコ」騒動は、実務家の直感からいって法的には対処が難しく、ひとえに avex の企業倫理、企業としての品格が問われている問題だと思いますが、avex 一社に限らず、商業主義の匂いが強く、文化を大切にするという香りがほとんどしない日本の音楽業界にそういったことを期待するのは難しく、社会的な圧力でしか解決しないというのが見解です。 ご存知のない方に、簡単に説明します。おそらく、とくに2ちゃんねらーでなくとも、アスキー文字で描かれたネコをどこかでご覧になった人は多いと思
本日、非常勤先の講義、夏休み明けの第1回目。 「放送特講」という科目なので、リアリティ・テレビの話で何回かつなぐかと姑息な算段をし、他人のネタながら*1、『トゥルーマン・ショー』を見せて、ぽつぽつ説明をはさみこむ。 関大では去年も一昨年もやったネタで、「代わり映えしねえなあ」という声もどこかから聞こえてきそうだが、まあ、ウケのいいネタではあるのだ。 で、映画のなかで視聴者がわくわくするシーンを見てて、何かに似てるなあ、と。 ああ、そうだ、「ジュンちゃん、がんばれ」「コイズミ、がんばれ」の視聴者=有権者に似てるんではないかなあ、と。 『トゥルーマン・ショー』は、作りごとの「お決まり」(予定調和)への嫌悪とその破綻への欲望を描きだした映画である。 リアリティ・テレビは、すべからく、そのようなそこはかとない嫌悪と欲望に支えられている。 映画のなかの視聴者は、いつ番組が破綻するかを待ちこがれながら
久しぶりに書きたくなったので書きます。自民の大勝に、やれ危険だの、独裁制の始まりだの、ブロガーたちは大騒ぎだが、選挙戦の最中にはちょっと書くのを躊躇われたが、結果を見てあえて書こうと思う。 今回のこの結果は、郵政民営化などという具体的なイシューではなくて、国民の2つの要求の結果だと思う。利益誘導型政治と、国対政治を終わらせてくれ、という要求である。皮肉にも、この2つを終わらせようとしているのが自民党(=小泉)で、民主党が「政治は政権交代がないと変わらない」と叫べば叫ぶほど空々しく聞こえてしまった、ということなんだと思う。実際、民主党が政権を取ったって、利益誘導型政治と国対政治は延々と続くであろうと思う。 郵政民営化に焦点が当たった、その二元論にまんまと国民が乗った、などと分析されているが、実際は国民はそんなにバカではないのだ。重要なのは実はプロセスであったのだ。 反郵政改革派(例えばK井と
衆院選で、自民党が単独絶対安定多数を超える296議席を取った。歴史的な勝利だ。小泉さんは「郵政民営化に賛成か反対か」を問う選挙だ、てなシングルイシュー戦略を取った。だけど自民党に入れた人たちは、ホントに「郵政民営化そのもの」に票を投じたのか? そうじゃないだろう。「何か改革をやってくれそうな小泉純一郎という人間」にYESと言ったのだ。いわば今回の選挙は擬似・大統領選だったのである。 もうこの先、10年くらい小泉さんに首相をやってもらえばいいんじゃないの? それくらい圧倒的な選挙結果が出た。これは歴史の大きな転換点だ。 じゃあ何がどう転換したのか? まず今回の選挙でいちばん特徴的だったのは、都市部の無党派層が自民党に雪崩を打ったことだ。 これは土井たか子さんを党首にかついだ旧社会党が、1989年の第15回参院選で改選議席の倍以上を取り、マドンナ旋風を巻き起こしたときと同じ構造である。あのとき
■ 昨日未明以降、愛知和男氏の復活当選に関して、様々な方面から祝意を表して頂いた。一昨日深夜のエントリーにコメントを寄せて頂いた皆さんをはじめ、多くの皆さんには謝意を表する。皆さん、ありがとうございます。 ■ 昨日夕刻以降、都内で「さくらの会」に加わる、集まったのは、かんべえ殿、ぐっちー殿、さくら殿、やじゅん殿、とある雑誌編集者T氏、そして雪斎であった。もともと、さくら殿「慰労会」企画であったはずが、時節柄、大放談会と相成る。いやはや楽しかった。そして、雪斎は確信する。此度の選挙は、日本の「政治評論」の質をも暴露した。メディアの世界に「製造物過失責任法」が適用されるならば、賠償を請求される会社は続出する。マス・メディア関係の人々は、自らの「危機」を自覚すべきかもしれない。 ■ 後世、この選挙の意味を考える時に言及されるキー・アイテムは、「森喜朗のミモレット」であろう。あの森前総理が「干から
2024 1月 - janvier 2月 - février 3月 - mars 2023 1月 - janvier 2月 - février 3月 - mars 4月 - avril 5月 - mai 6月 - juin 7月 - juillet 8月 - août 9月 - septembre 10月 - octobre 11月 - novembre 12月 - décembre 2022 1月 - janvier 2月 - février 3月 - mars 4月 - avril 5月 - mai 6月 - juin 7月 - juillet 8月 - août 9月 - septembre 10月 - octobre 11月 - novembre 12月 - décembre 2021 1月 - janvier 2月 - février 3月 - mars 4月 - avril 5
・・・本格的にK−1リングに参戦することで注目を集めているボクシング出身の強豪2人、元日本ミドル級王者・鈴木悟はマイク・ザンビディスと、元世界WBCスーパーウェルター級5位・大東旭はアルバート・クラウスとそれぞれ対戦することになった。「ザンビディス選手と戦いたかった。ぜひこのチャンスをものにして、大暴れしたいですね」と鈴木が語れば、大東も「試合まで1カ月を切って、テンションが上がってます」ともう待ちきれない様子。期待のニューフェース2人が、Kのリングでも旋風を巻き起こしそうだ・・・ http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/headlines/20050913-00000028-spnavi-spo.html キム・ミンスや、(PRIDEだが)ユン・ドンシクのように、いきなり1競技の実績者を転向させたって、もはや負けるだけだろ、懲りてないのか・・・といい
■壁となった公職選挙法 なぜか。公職選挙法によって、候補者の側が意図的にインターネットにコミットすることを避けてしまったからだ。公選法は146条で選挙期間中の文書図画の頒布・掲示を禁じており、総務省は「公選法はインターネットを想定していないが、公示後のブログやウェブの更新は146条に抵触する」という判断を示している。この結果、ご存じのように、ほとんどの候補者は公示後はブログやウェブサイトの更新をやめてしまった。ブログの更新という低いレベルの行為でさえ、この状況である。アメリカや韓国のような、ネットでの選挙活動などいまの法律下ではあり得ない。公選法を改正しない限り、候補者が積極的にネットの世界に入り、その中で人々と対話していくことは不可能なのである。 もちろん、そうした動きがまったくゼロだったわけではない。公示前、ブログを作って意見発信を行った候補者は少なくなかったし、自民党はブロガーを対象
国連首脳会合が開幕した。ので、簡単に関連のネタである。昨年は日本のメディアはイラクの石油食糧交換プログラムにおける国連不正についてほとんど報道しなかった。ので、極東ブログはけっこうちくちく書いてきた。さすがに国連不正はもうバックレようもないので日本のメディアでも報道するようになったみたいだが、それでも少ない。なぜなんでしょうかね。私もこの問題への関心は薄れてきているので、昨今の状況について簡単にまとめておくだけにしたい。 まず日本語で読めるあたりのニュースからだが、八日付の朝日新聞”アナン氏、辞任否定 各国に改革協力訴え 国連不正報告”(参照)が実に軽い。 旧フセイン政権下のイラクへの国連人道支援をめぐる不正について独立調査委員会が「国連に指導力が欠けていた」などとする最終調査結果を報告したことを受け、アナン事務総長は7日、国連の改革に各国が協力するよう呼びかけた。自身の去就については、来
2005/09/14 総選挙こぼれ話 カテゴリ:カテゴリ未分類 びっくり「僕が当選?」 「タイゾウが衆院議員になった!」。12日未明、比例南関東ブロックの自民名簿35位の杉村太蔵氏(26)=東京都港区=が当選すると、一緒に戦ってきた長崎幸太郎氏の事務所は歓声に包まれた。党最年少での当選だった。 杉村氏は北海道出身。97年の国体のテニスで優勝経験がある証券会社社員。自民党の公認候補の全国公募に通り、立候補した。 祖父が韮崎市の出身。党本部の指示もあり、山梨で長崎氏の選挙を手伝った。事務所で茶を出したり、ごみを片づけたり。「下働き」をする傍ら、メガホンを片手に街頭で郵政民営化などを訴え、「一応、僕も候補者なんです」と頭を下げた。 「僕、本当に当選ですよね?」。周囲に何度も確認したが、笑われるばかり。北海道の両親に電話で「衆院議員になった」と連絡したが、事態が伝わる前に切られた。2人の弟は既に寝
考えようによっては些細な話だが、気になるのでブログにメモしておこうっと。天声人語風な洒落でいうとランタナの趣きといったところか、長谷川憲正参議院議員の処世についてである。 今回の衆議院解散に際し、長谷川憲正参議院議員は自民党を抜け国民新党の結成に加わった。だが、その後、政党をさらに鞍替えして、田中康夫長野県知事が代表の新党日本に移籍した。そして、昨日、またまた国民新党に復党した。コロコロ変わる。体力測定、反復横跳びって感じ。 サンスポ”長谷川氏「人数あわせだった」選挙終わって再度国民新党へ”(参照)を引く。 長谷川氏は衆院解散後に自民党を離党し、先月17日の国民新党旗揚げに参加。しかし、その後に結成された新党日本の所属国会議員(衆院は前議員)が、公選法上の政党要件の5人に1人足りなかったことから、わずか6日後の同23日付で移籍して「新党互助会だ」と批判を浴びた。 この批判をまるまる認めた今
野田聖子は実は小泉政治の今後にとって最も重要なキーパーソンなのである。その意味は別稿で詳しく述べよう。その前に総裁選の話から始めなくてはいけない。小泉首相は大勝利から一夜明けた12日の会見で次の内閣にはポスト小泉の実力者を揃って入閣させると発言した。実はこれは小泉首相の恐ろしい罠である。その報道に続いて、麻生太郎と谷垣禎一の二人がテレビに映って嬉しそうに顔を綻ばせてコメントしていた。いよいよ次は俺かと胸を高鳴らせていたに違いない。私は苦笑してしまった。彼らは総理総裁になるのではなく、次の「抵抗勢力」になるのだ。思い出して欲しい。小泉首相の演出政治、いわゆる小泉劇場にはパターンがある。決まった法則がある。それは抵抗勢力である。小泉改革に対する抵抗勢力。必ず抵抗勢力を作り出す。悪の抵抗勢力を正義の小泉改革が国民の力を借りて滅ぼす。それが小泉首相の演出政治である。麻生太郎、谷垣禎一、与謝野馨、こ
写真は仏旗のデザインの羊羹です。東京都調布市深大寺住職の谷玄昭師が、天台座主への登竜門とされる戸津説法師に指名されたことを記念して、虎屋に作らせた羊羹だそうです。ゴータミー精舎で檀家さんのミーティングが会ったとき、天台宗の寺庭夫人をされているTさんが差し入れてくださいました。色使いは日本風の仏旗ですが、なかなか美味でした。これの外郎(ういろう)版があったら、毎日でも食べたいかも?? でも考えてみると宗教シンボルを食べちゃうってのは、「敵をやっつける」という意味合いが込められているような(例:クロワッサン)。ま、細かいことを置いとけば、久々に出あった仏教グッズのヒット作でした。 JMM No.340 Monday Edition 2005年9月12日 ====質問:村上龍============================================================
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く