取りあえず読みやすいからと言う理由で読んだ。 ヲタには恋愛幻想に脳を蝕まれた痛いオンナノコしか寄ってこないから気をつけましょう、と言う話。まあ、ヲタだって恋愛幻想に脳を蝕まれてるからどっちもどっちと言う気はする。大体、金も無ければ地位も無い、顔面偏差値が50未満のヲタが女性に対して行使できる取引材料というのは、考えるまでもなく「相手を無条件に認める」ことぐらいしかないのである。これを多くのヲタは「ボクはオンナノコの内面を分かってあげられる位の"深い"精神を持った男だ」と勘違いしているから、無条件に相手に認めてもらいたいという痛いオンナノコしか寄ってこないのは道理である。 しかしそこで、なんでヲタが尻込みするかというと、妄想力ではオトコノコはオンナノコに勝てないから、「きみとぼく」を実地でやろうとすると、観念上では甘美であったそれが現実に移し変えられた途端露呈する、俗欲に塗れた人間同士の傷の