ロシアが軍事侵攻したウクライナの支援に向けて、「NFT」と呼ばれる技術でオリジナルであることを証明したデジタルアートを販売し、協力を呼びかける動きが広がっています。 「NFT」はデジタル分野の作品がコピーでなくオリジナルだと証明する技術で、この方法で認証されたデジタルアートがインターネット上で実物の絵画と同じように販売されるようになっています。 こうした中、ウクライナの首都キエフの市長の弟で元プロボクサーのウラジーミル・クリチコさんは、アメリカのアーティストと協力してウクライナの国旗と同じ青と黄色の熊のデジタルアートを制作し、今月9日、販売を始めました。 収益はすべて赤十字やユニセフ=国連児童基金を通じてウクライナの支援に充てるとしています。 ロシアからもこうした動きが出ていて、ロックバンド「プッシー・ライオット」のメンバーらはウクライナの国旗をデジタル化し購入を呼びかけました。 販売開始