日常生活の中で、AI(人工知能)技術を活用した機械翻訳サービスを使う機会が増えている。特によく使うのは「Google翻訳」。仕事で英文のプレスリリースや論文を読むとき、英語でビジネスメールを送るとき、SNSで好きな外国人タレントの投稿を読むときなどによく使う。Google翻訳は、2016年11月にディープラーニングを導入してアップデートされたことで、翻訳精度が大幅に向上した。 海外旅行や出張に行ったときも、昔と比べると随分コミュニケーションが楽になった。言葉が通じないときはスマートフォンに向かって日本語をしゃべれば、翻訳アプリが自動で現地の言葉に翻訳してくれる。観光地の周辺でタクシーに乗ると、ナビゲーション兼翻訳用として運転席にスマホが設置されていることもある。 これだけ便利になってくると、もう英語を勉強しなくてもよいのではないかと思う人がいても不思議ではない。人によってはスマホだけで事足