■ 「違法性が怖くてイノベーションができるか」? 著作権法と電波法の場合 明日は情報ネットワーク法学会の大会ということで今夜は新潟に来ている。 「違法性が怖くてイノベーションができるか」と誰か言ったか知らないが、著作権をめぐる昨今の議論を聞いていると、そんな声が聞こえてくるような気がする。つまり、著作権法を厳格に守るだけの遵法精神を固持していたら、このインターネットがもたらした新しい時代に技術革新など生まれない。世界から取り残されてしまう。法律の方が変わるべきなんだ……と。これが一般化して、「法的にグレーな領域に挑戦していかないと新しいことはできないよ」という考え方をしている人がいるかもしれない。 著作権法に対してのそれはまあわからなくもない。さすがに、業務上過失致死傷のリスクを自覚してまでイノベーションを求めようとは誰もしないだろうが、著作権くらいまあいいじゃないかと。では、電波法59条
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く