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ブックマーク / nanto.asablo.jp (20)

  • SpiderMonkey の判別とブラウザ判別: Days on the Moon

    1 行でブラウザ判別を行うスクリプト (IE 用の日語紹介記事、Firefox、Safari 用の日語紹介記事) が注目を集めています。それによると Firefox の判別は次の 15 文字で行えるそうです。 //Firefox detector 2/3 by DoctorDan FF=/a/[-1]=='a' いったいなぜこれで Firefox が判別できるのか、少し探ってみました。 何を判別しているのか SpiderMonkey のソースコードを探る より短い SpiderMonkey の判別法 「ブラウザ判別」としての不備 まとめ 参考文献 何を判別しているのか 実際に探っていく前にひとつ注意しなければいけないことがあります。それは、上記のコードが Firefox を判別するものではないということです。このコードには Web ブラウザ固有のオブジェクトモデルに関する情報が含まれて

    celtic
    celtic 2009/02/02
  • 本気でやるなら黙読は避けて朗読すべき: Days on the Moon

    読書百遍義自ら見る」という言葉があります。難解な書物であっても 100 回も読めば自然と意味がわかるようになるという、熟読の大切さを説いた句です。しかし、これは当のことなのでしょうか? 2000 年もたてば社会も常識もまったく変わってきます。昔の人の言ったことが今も正しいとは限りません。 疑問があれば解明したくなるのが人の性というもの。実際に「読書百遍義自ら見る」は正しいか、確かめて紀要にまとめてくださった方がいます。それによると、女子大生にデカルトの「方法序説」を 30 回読んでもらったところ、ほとんどが内容を理解するにいたったとのこと。この言葉の正しさが見事に証明されたのです。 ただし、一点注意することがあり、それは黙読ではなく朗読するということ。人間は活字を使いだしたのはたかだかこの5千年程度のことであるが、音声を使った情報のやりとりは動物の時代から行ってきたことであるという由緒

  • Google の大規模データ処理: Days on the Moon

    Google の鵜飼文敏さんによる講演会「大規模データ処理を可能にする Google技術」に行ってきました。内容的には筑波大学で開かれたものと同じではないかと思います (「新ビジネスモデル」がそのままだったことなどから)。以下、上記記事に載っていないことを中心にメモから抜書きを。 此頃 Google にはやる物 現在 Google では Google の使命 (Google's mission is to organize the world's information and make it universally accessible and useful...) の早打ちが流行中。鵜飼さんは 50 秒程度、一番速い人は 30 秒程度。 Google の扱う情報 Google のいう「情報」はインターネット上のものだけに限らない (例: Google ブック検索)。 データセンター

  • JavaScript の変数と delete 演算子: Days on the Moon

    Kanasan.JS JavaScript 第 5 版読書会 #1 にて delete 演算子の動作が話題に上ったそうです。そこで、それについてちょっとまとめてみようかと思い立ったはいいものの、ずるずると引き伸ばしているうちに年を越してしました。しかし、読書会 #2 の開催も決まり、もうこれ以上引き伸ばしているといつまでたっても書けなさそうなので、いい加減腹をくくって個人的にまとめてみようと思います。 JavaScript の変数 delete 演算子の対象 変数に対する delete 演算子 削除できるプロパティとできないプロパティ 変数の属性 delete 演算子の返り値 JavaScript の変数 delete 演算子の話に移る前に、変数とは何なのかおさらいしておきましょう。JavaScript において、変数とはプロパティの別名です。といっても、すべてのプロパティを変数というわけ

  • Kanasan.JS #2 レポート & 資料: Days on the Moon

    関西での JavaScript 勉強会、Kanasan.JS #2 に行ってきました。今回は 9 時から 21 時という長丁場で、内容は前回に引き続き Prototype.js のコードリーディング。ただし、前回はバージョン 1.5.1.1 だったのが今回からは 1.6.0 を使用ということで、コードリーディングに先駆けて 1.6.0 での変更点に関するプレゼンテーションをやらせていただきました。他の参加者の方々のレポートなどは Kanasan さんの記事経由で読めるかと思います。 フリートーク 午前中はフリートーク及びプレゼンテーションということで、自己紹介の後雑多な話題に。 リファレンス どんな参考文書を利用しているかという話題。とりあえずググって出てきたページという方が結構いるようです。私も検索エンジンを使ったりもしますが、特定のサイトだとこんな感じです。 コア言語 ECMAScri

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    celtic 2007/12/14
  • Kanasan.JS レポート

    関西での JavaScript 勉強会、Kanasan.JS に行ってきた。内容は Prototype.js のコードリーディング (バージョン 1.5.1.1 を使用)。「家に帰ってレポートを書き、主催者のブログにトラックバックを送るまでが勉強会です」と念を押されたので、まもなく Kanasan さんの記事経由で参加者各々の様子をうかがえるようになると思うけど、以下あとから思ったことも加えて私の場合をつらつらと。 JavaScript 概説 & コードリーディング プロトタイプ やはり皆さん一番引っかかるのはここみたい。おそらく、プロトタイプと名のつくものが 2 つあるのが混乱の原因だと思う。 prototype プロパティ 関数 (Function オブジェクト) のみが持つ。その関数をコンストラクタとして使ったときに用いられる。 [[Prototype]] 内部プロパティ すべてのオ

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    celtic 2007/11/04
  • ソート高速化を試みる: Days on the Moon

    JavaScript の Array#sort は、比較関数を渡さない場合、各要素は文字列として比較され、並び替えられます。これに関して、IE などで用いられている JScript では、文字列化を一度しか行わず結果をキャッシュしている、すなわち内部的にシュワルツ変換 (Schwartzian transform) を行っているようで、配列要素の toString メソッドを適宜調整することによりソートを高速化できるというのが IT 戦記で触れられていました。 これはつまり、通常次のようにするところを、 // 比較関数 function C(order) { this.order = order; } array.sort(function (a, b) { return a.order - b.order; }); 次のようにすると JScript で高速化が図れるというものです。 //

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    celtic 2007/10/31
  • Google のソフトウェア開発 Days on the Moon

    Google 技術講演会「Developing Software in the Real World」に行ってきました。講演者は Google 東京 R&D センター ソフトウェアエンジニアの南野朋之さん。その 1 週間前に行われた、Mozilla Corporation の Seth Bindernagel と Seth Spitzer との講演会 (Mozilla Party JP 8.0 とは別物) には参加できなかったので、リベンジ (?) という形になります。 南野さんはインターンを経て Google へ入社、Google マップでの写真表示を開発された方で、今回の公演内容は Google でのソフトウェア開発体制、および Photos on Google Maps 開発の舞台裏に関してでした。 Google でのソフトウェア開発体制 OKR (Objectives and Ke

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    celtic 2007/05/01
  • E4X in Firefox 発表資料: Days on the Moon

    Mozilla Party JP 8.0 に講師として参加させていただきました。以下はプレゼンテーション用のスライドです。 E4X in Firefox (PDF) E4X in Firefox (HTML) OnpenOffice.org 2.0 の Impress を使って作ったのですが、私のノート PC のディスプレイ接続がうまくいかず、お借りしたマシンに入っていた OpenOffice.org 2.1/2.2 ではなぜか実行途中にフリーズするので、PDF にエクスポートしたものを用いました。 また、発表は 25 分の枠だったのですが、最初に練習したときは 1 時間かかってしまい、話す内容をいろいろと削ったものの、結局枠ぎりぎりまで使い切ってしまって、質疑応答の時間をとることができませんでした。もし何か聞きたいことがあったという方がいらっしゃれば、このコメント欄にお願いします。 それ

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    celtic 2007/04/22
  • 作って納得! DOM 2 Events: Days on the Moon

    ブラウザ上でのプログラミングで避けては通れないのがイベント処理。その仕組みは DOM Level 2 Events にて規定されています。しかし、とりあえず addEventListener メソッドを使ってはいるものの、それがどのような意味を持つか詳しくは知らないといったことはありませんか。そこでここでは、DOM 2 Events のイベントモデルを理解し、ブラウザが裏で何をしているのかを把握するために、実際にそのイベントモデルを実装してみることにします。具体的には、仕様書に定められたインターフェースを JavaScript で実装し、それらを組み合わせてイベントの発生をシミュレートしてみます。 Event インターフェース EventListener インターフェース EventTarget インターフェース DocumentEvent インターフェース DOMException イン

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    celtic 2007/03/24
  • DOM Events とブラウザの実装: Days on the Moon

    ブラウザ上でのイベント処理の仕組みは DOM 2 Events および DOM 3 Events 草案にて規定されています。しかし、DOM 2 Events で言及されていない部分など、細かい動作はブラウザごとに異なっていることもあります。そうした仕様と実装の差異を、「作って納得! DOM 2 Events」で触れなかったものも含めて、いくつかまとめてみました。 ターゲットフェーズで呼び出されるリスナ DOM 2 Events のイベントモデルにおいて、あるノードでイベントが発生すると、そのノードの祖先ノードのイベントリスナが呼び出されるキャプチャリングフェーズ、そのノード自身のイベントリスナが呼び出されるターゲットフェーズ、再び祖先ノードのイベントリスナが呼び出されるバブリングフェーズと、3 段階にわたってイベントが伝播していきます。このうちターゲットフェーズでは、addEventLis

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    celtic 2007/03/24
  • 再帰クイックソートの可視化: Days on the Moon

    「いやなブログ - JavaScript でソートアルゴリズムを可視化」より。何も考えずに再帰処理のクイックソートの様子を逐次描画しようとするとこうなります。 function quickSort(data, begin, end, log) { if (begin >= end) return data; var pivotPos = begin; var pivot = data[pivotPos]; for (var i = begin + 1; i < end; i++) { if (data[i] < pivot) { var temp = data[i]; data[i] = data[pivotPos + 1]; data[pivotPos + 1] = data[pivotPos]; data[pivotPos] = temp; pivotPos++; } } log(da

  • userChrome.js 用スクリプト: Days on the Moon

    userChrome.js にずいぶんお世話になっていると書いたので、現時点で私が使っている userChrome.js 用スクリプトを公開。必要最低限の機能に絞り込める、細かいところに手が届くのがいいところ。 UCJS Loader Sub-Script Loader の改良版。UTF-8 マルチバイト文字、JavaScript 1.7 の機能が使用可能に。Build ID 20070109 以降の Trunk では Bug 364692 修正の影響で (?) 動作しなくなっているようです。Sub-Script Loader なら問題はありませんが、日語文字をそのまま使いたいといった場合にはバグ対応版をどうぞ。(少々トリッキーな手段でバグを回避しているので、最新の Trunk を使っている人以外は通常版を使ってください。) 原因となっていた (?) バグはすでに修正されており、バグ対応

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    celtic 2007/01/01
  • JavaScript でのたらいまわしいろいろ: Days on the Moon

    IT戦記 - JavaScript で遅延評価」より。遅延評価といえばたらいまわし関数と相場が決まっている、ような気がする。 function tak(x, y, z) { return (x <= y) ? y : tak(tak(x - 1, y, z), tak(y - 1, z, x), tak(z - 1, x, y)); } これを元記事に従って書き直すとこうなる。 // from http://d.hatena.ne.jp/amachang/20061204/1165180769 Function.prototype.lazy = function () { return { valueOf: this }; }; function takL(x, y, z) { return (x <= y) ? y : takL(takL(x - 1, y, z), takL(y -

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    celtic 2006/12/05
  • 文字列と UTF-8 バイト列の相互変換: Days on the Moon

    やっていることは「高度な JavaScript 技集」の「UTF-8 <-> UTF16 変換」と同じ。 function toUTF8Octets(string) { return unescape(encodeURIComponent(string)); } function fromUTF8Octets(octets) { return decodeURIComponent(escape(octets)); } encodeURIComponent は encodeURI でもいい (むしろそのほうが処理する文字種が減って速くなりそう) が、decodeURIComponent は decodeURI にすると一部の文字 ("?"、"#" など) がデコードされなくなる。 使いどころ Base64 エンコードする関数 (「高度な JavaScript 技集」の base64encod

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    celtic 2006/10/24
  • プリミティブ値でもプロトタイプ的継承: Days on the Moon

    書き上げた後に元記事の続きが出ているのに気づいたが、方向性が違うようなのでそのまま掲載。 404 Blog Not Found:javascript - プロトタイプ的継承 (元記事: Prototypal Inheritance) より。継承という言葉は意味が広いので、この操作に対してはチャイルドの作成といったほうが個人的にはわかりやすい。 さて、元記事で紹介されているコードではプリミティブ値からのチャイルドの作成 (継承) ができなかった。これはなぜかといえば、オブジェクト作成の際、プリミティブ値をプロトタイプ ([[Prototype]] 内部プロパティ、__proto__ プロパティ) に設定することはできないからである。 そこで、プリミティブ値が渡された場合は、それをラッパオブジェクトに変換することにする。といっても場合分けの必要はない。Object 関数を使えば、プリミティブ値

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    celtic 2006/10/19
  • IE 7 を判別する JavaScript コード: Days on the Moon

    Abe Fettig’s Weblog » Detecting IE7+ in Javascript (日語紹介記事) にて style.maxHeight プロパティを用いた IE 6 と 7 の判別方法が紹介されている。ただ、この方法だと IE とそれ以外を判別するためにもう一手間かけなくてはいけないので、IE 7 以上だけを判別できるようにしたのが以下。 if (typeof document.documentElement.style.msInterpolationMode != "undefined") { // IE 7 or newer } else { // IE 6 or older, Gecko, Opera, etc. } IE 7 から実装された独自 CSS プロパティ、-ms-interpolation-mode を利用。画像を拡大するときの補完方法を指定するも

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    celtic 2006/10/16
  • ECMA-357 (E4X) 仕様邦訳公開: Days on the Moon

    どうもです。機械翻訳よりはましかなといった程度ですが。 > 署名が "/be" の人ですか…つくづくなに考えてるか(設計ポリシーとか)よくわからん人ですなぁ。 わかりませんね。とりあえずわかることといえば Python が好きらしいということくらいでしょうか。 「13.2.2 Namespace コンストラクタ」の節ですが、 > 名前空間に属さないことは XML オブジェクトの中で名前が名前空間内にないことを明示的に指定するために使われ、決して空文字列以外の接頭辞に関連付けられなくてもよい。 > No namespace is used in XML objects to explicitly specify that a name is not inside a namespace and may never be associated with a prefix other than

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    celtic 2006/09/22
  • JavaScript でブロックスコープを実現する: Days on the Moon

    JavaScript には基的にブロックスコープというものが存在しない。どうしてもブロックスコープを扱いたいときは function 式を使ったりする。 var a = 10; { var a = 20; print(a); // 20 } print(a); // 20 var a = 10; (function () { var a = 20; print(a); // 20 })(); print(a); // 10 だがやはりブロックスコープがあったほうが便利ということで JavaScript 1.7 では let 式、let 文、let 宣言が導入される。 var a = 10; let (a = 20) { print(a); // 20 } print(a); // 10 しかしこれでは対応するブラウザが Firefox 2 以降などに限られる。ところが、with 文とオブ

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    celtic 2006/08/21
  • JavaScript 1.7 の新機能: Days on the Moon

    Firefox 2 の新機能の一つに JavaScript 1.7 への対応がある。Firefox 2 Beta 2 のリリースも近づき JavaScript 1.7 の新機能もほとんどが実装されてきたのでここにまとめてみる。といっても New in JavaScript 1.7 に大体はまとまっているので補足的な部分など。 識別子の扱い ブロックスコープ 分割代入 イテレータ ジェネレータ 配列内包 参考 なお、ブラウザ上でスクリプトを実行する場合は、JavaScript のバージョンを明記しないと let 、yield がキーワードとして認識されない (Bug 351515) 。 <script type="text/javascript; version=1.7"> JavaScript shell を使う場合は起動時にバージョンを指定するか version 関数を使う。 $ js

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    celtic 2006/08/20
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