作画が本当に凄かった。 ネタバレになるから詳しくは言えないんだけど、とにかく作画が凄いんだよ。 単に凄いっていうんじゃなくて、使い分けているんだよね。 一般的な作画が凄い作品って結局作中で同じような作画をず~~~っと続けがちなの。 一定のルールを決めて全ての場面でそれを守らせることで高い水準を維持するっていう工業的な手法を厳し目にやっているんだよ。 そのために作品全体における方針のブレは最小限にして、せいぜい①日常②ギャグ③バトルの3パターンぐらいしか画風の使い分けもしない。 でも君たちはどう生きるか(以下:君るか)はそうじゃない。 シーンごとに本当に様々な描き方を用いてくるし、それも今風の露骨なギャグ描写とかはせず作品全体におけるリアリティレベルは維持したままで別々の描き方をする。 遠景・液体・動物・人間、それぞれが微妙にタッチが違うんだけど、それによって世界がツギハギにならないように統