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考察とworldに関するcerf310のブックマーク (3)

  • 割れる欧州:あの邪魔な英国人め

    ほんの数カ月前には、デビッド・キャメロン首相がブリュッセルの人気者だった時期があった。欧州懐疑主義者を自認する英国保守党の新首相のことを心配していた人たちは、キャメロン首相がかなり協調的になれることに驚かされた。 キャメロン首相は、恒久的な救済基金を設立するためのユーロ圏の新条約を邪魔しなかった。それどころか、アイルランドを救済する手助けまでした。 だが、また別の条約改正が迫ってくると、不実な英国人に対する旧来の怒りが復活してきた。多くの欧州首脳にとって、自分たちの通貨を破局から救う試みを邪魔しているのは英国なのだ。 もちろん、それだけが首脳らが直面している問題ではないが、このコラムが印刷に回された時点で、キャメロン首相は12月8~9日の首脳会議で厳しい交渉に臨もうとしていた*1。 パリでは数日前、フランスのニコラ・サルコジ大統領とドイツのアンゲラ・メルケル首相が事実上、英国に最後通牒を突

  • グローバリズムは日本の若者の敵なのか

    格差反対などのスローガンを抱えたデモが先進各国に拡大しています。その多くが、グローバリズムへの反対を口にしており、例えば日では現在大きなヤマ場を迎えているTPPへの反対論などが入っているようです。 そもそも、今回の一連のデモ自体が純粋にアメリカの若者による着想とは言えず、カナダ経由でヨーロッパ発の「オルタ・グローバリズム」が入ってきたものとも言えるわけで、まあ、カルチャー的にはそういう「ノリ」になるのでしょう。 ただ、日の場合はどうなのでしょう? 例えば若者の格差問題を解決する際の「敵」というのは、現時点では、グローバリズムなのでしょうか? 私はどうも違うように思うのです。世界各国と比較すれば、まだまだ優秀な人材、つまり分厚い知的労働層を抱えていながら、国際競争力を守れないのは、日の場合は、国内志向の強い老人支配に責任があるのではないかと思うのです。 例えば、エレクトロニクス産業がい

  • ニューヨークタイムズの話題論文を全文翻訳ーーロバート・ライシュ「没落した中流階級の再生なしにアメリカ経済は復活しない」() @gendai_biz

    ニューヨークタイムズの話題論文を全文翻訳ーーロバート・ライシュ「没落した中流階級の再生なしにアメリカ経済は復活しない」 少数の金持ちに依存する経済は弱い ライシュ教授が指し示す2番底アメリカへのカルテは未曾有の国難にあえぐ日人にこそ有効ではないか。教授の最新刊『余震』をふまえた提言でいま話題のニューヨークタイムズ記事を全文翻訳した。 翻訳:松村保孝(ジャーナリスト) 最上位5%に属する高所得層アメリカ人の消費は、いまや全体の37%の割合を占める、というのがムーディーズ・アナリティックスによる最近の調査結果だ。驚くには当たらない。アメリカ社会はますます不平等を広げたのだ。 それほど多くの所得がトップにわたる一方で、中流階級がもっと借金漬けにならなくとも経済を回していけるだけ十分な購買力をもちあわせていないとする。その結果は、すでに経験したように、ひどいことになる。 少数者の消費に大きく依存

    ニューヨークタイムズの話題論文を全文翻訳ーーロバート・ライシュ「没落した中流階級の再生なしにアメリカ経済は復活しない」() @gendai_biz
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