タグ

将棋に関するcerf310のブックマーク (20)

  • 電王戦を見て考えたこと 西村京太郎(作家)

    昔、全国麻雀大会が船を借りきって行われたことがある。プロ棋士も参加した盛大なもので日一になったのは将棋のプロ棋士だった。ところが、いざ表彰式になって、その棋士が表彰も賞金も辞退してしまったのである。その理由について棋士がこう話した。(当時の麻雀牌は象牙に竹をかぶせたものだった) 「その竹の表は細いスジが入っていたり、竹の色が微妙に違います。私はその一枚一枚を全部覚えてしまったんです。私一人が伏せたまま全部の牌が読めるので、牌をわかってやっていたようなもので私が勝ったのは当り前です。ですから、表彰も賞金も辞退させて頂きたい。」 結局、二位の人が優勝ということになったのだが、この時の新聞の見出しが面白かった。 <プロ棋士の頭はコンピューターだ> まだコンピューターが一般人にはよくわからない時代だったから、コンピューターが魔法と同じみたいに考えられていたのである。そのプロ棋士が今や、コンピュー

    電王戦を見て考えたこと 西村京太郎(作家)
  • 電王戦は,21世紀を生きる人類を映し出す鏡なのかも――将棋棋士・谷川浩司氏がゲストの「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」第16回

    電王戦は,21世紀を生きる人類を映し出す鏡なのかも――将棋棋士・谷川浩司氏がゲストの「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」第16回 副編集長:TAITAI 123→ 連載第16回めとなる,ドワンゴ・川上量生氏との対談企画「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」。今回は,永世名人の資格を持ち,あの羽生善治名人とも数々の名勝負を繰り広げてきた将棋棋士・谷川浩司氏をゲストに迎え,その将棋人生将棋観,「将棋電王戦」などについて語ってもらいました。 5歳の頃から将棋をはじめ,中学2年生でプロデビュー。その後も,史上最年少名人として歴史に名を残すなど,数々の記録を打ち立ててきた谷川氏。将棋を「ゲーム」として捉えるなら,文字通りの「日を代表するプロゲーマー」とでも言うべき存在でしょう。 そんな谷川氏とはどんな人物で,どんなことを考えながらプロ棋士としての人生を歩んできたのか。あるいは,谷川氏自身が

  • 菅井五段の誤算は"イメージと事実の差"「第3回将棋電王戦」第1局 - 進化を遂げた習甦の強さ

    第1局の決着、第2局PVの発表。仕事が一段落して会場の外に出たときには23時を過ぎていた。改めて長い戦いだったと実感する。同行者と一日の出来事についてとりとめもなく話しながら、どこか満たされない気持ちがある自分に気づく。 普段の対局にあって、将棋電王戦にないものがある。感想戦だ。対局者同士が一局を振り返り、どうすべきだったかを省みる時間。第1局の内容は、はっきり言ってしまえばコンピュータの完勝だった。素人目には人間のどこが悪かったのか見当もつかない。だが、調べれば敗因は出てくるはず――それが知りたかった。 菅井五段は関西所属、棋士になって5年目の21歳。通算勝率は7割を超え、今期も27勝10敗(3月17日時点)と勢いに乗っている。将来を嘱望される若手のひとりというわけだ。 それだけに、今回の敗戦は衝撃的だった。棋士側の完勝で始まった昨年とは雰囲気が違う。「敗因を知りたい」という思いには、一

    菅井五段の誤算は"イメージと事実の差"「第3回将棋電王戦」第1局 - 進化を遂げた習甦の強さ
  • 電王戦第2局についての反応

    やねうらお @yaneuraoh ドワンゴの川上会長から電話が。 川上「今日公開予定の電王戦第二局のPVなのですが(中略)」 私 「そこは、覚悟の上ですので。」 川上会長が心配になって直々をかけるほどの内容なのか…。PV、怖えーーー!!! 2014-03-15 17:28:14

    電王戦第2局についての反応
  • 2013年獲得賞金・対局料ベスト10 | お知らせ|お知らせ・イベント情報:日本将棋連盟

    例年発表しております『年間獲得賞金・対局料ベスト10』が下記のとおりとなりました。 【2013年獲得賞金・対局料ベスト10】 順位 氏名 額 昨年順位 1 渡辺 明 二冠 10,255(7,197) 2 2 羽生善治 三冠 7,281(9,175) 1 3 森内俊之 竜王・名人 5,503(5,317) 3 4 郷田真隆 九段 3,453(2,597) 6 5 丸山忠久 九段 2,912(3,409) 4 6 佐藤康光 九段 2,720(2,505) 7 7 行方尚史 八段 1,821(1,058) 22 8 谷川浩司 九段 1,818(957) 23 9 久保利明 九段 1,788(3,233) 5 10 三浦弘行 九段 1,633(1,413) 12 【備考】 ※2013年1月1日~2013年12月31日 ※(カッコ内は2012年の獲得額/単位は万円、金額は推定) ※渡辺明二冠の

    cerf310
    cerf310 2014/02/07
    こんなの出してんだ。
  • 朝日杯将棋オープン中継サイト

    朝日新聞 日将棋連盟 このサイトは、朝日新聞社と日将棋連盟によって運営されております。 Copyright(C) The Asahi Shimbun Company.&Japan Shogi Association., Since 2007

  • 電王戦,なんで勝てたんですか?――「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」第15回は,「BM98」を開発した伝説的なプログラマー・やねうらお氏がゲスト

    電王戦,なんで勝てたんですか?――「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」第15回は,「BM98」を開発した伝説的なプログラマー・やねうらお氏がゲスト 副編集長:TAITAI カメラマン:佐々木秀二 123→ 連載第15回めとなる,ドワンゴ・川上量生氏との対談企画「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」。今回は,1990年代後半にネット上で一大ブームとなった「BM98」の開発者として知られ,最近では,ドワンゴが主催するコンピューター将棋大会「将棋電王トーナメント」(以下,電王トーナメント)でめざましい活躍を見せる,プログラマーのやねうらお氏がゲストです。 5歳からプログラミングを始め,学生時代はゲームの解析を趣味としていたというやねうらお氏ですが,そんな氏が「BM98」の開発に至った経緯,あるいは電王トーナメントへの参加を決めたいきさつなど,さまざまなことについて語ってもらいました。また,

    電王戦,なんで勝てたんですか?――「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」第15回は,「BM98」を開発した伝説的なプログラマー・やねうらお氏がゲスト
  • 将棋の里見香奈さん 女性初の三段に NHKニュース

    将棋のプロ棋士を目指す里見香奈さんが、23日、大阪で行われた対局で勝利し、女性としては初めてとなる三段に昇段して、プロ棋士となる四段に向けてまた一歩、駒を進めました。 里見さんは現在、6つの女流タイトルのうち、「女王」、「女流王座」、それに「女流名人」の、三冠を獲得しているほか、将棋のプロ棋士を養成する奨励会の会員として、男性と共に戦うプロ棋士を目指しています。 23日、里見さんは大阪・福島区の関西将棋会館で行われた対局で、男性会員に勝って12勝3敗の規定を満たし、奨励会の二段から三段に昇段しました。 女性が奨励会の三段に昇段したのは、里見さんが初めてです。 里見さんは島根県出雲市出身の21歳で、おととし5月に奨励会に入会し、去年1月に初段に昇段し、ことし7月には二段に昇段していました。 里見さんは今後、奨励会の三段の会員どうしで行われる「三段リーグ」で2位までに入るか、2度3位になれば四

    将棋の里見香奈さん 女性初の三段に NHKニュース
  • 第18回 闘志について語るときに羽生の語ること|いささか私的すぎる取材後記|みんなのミシマガジン

    王者の首に刃を突きつける奇襲だった。 将棋会館東京将棋記者会室のモニターが映し出す特別対局室の盤上には、見たこともない陣形が広がっている。隣にいた観戦記者は「なんだこれ」と驚いた後で「これは昼までに終わりますね」と言った。まだ11時前だ。対局開始から1時間も経っていない。 若手の登竜門である第44期新人王戦を制した都成竜馬三段が臨んだ記念対局。相手は羽生善治三冠だった。いわゆるエキシビジョンマッチである。非公式戦で、正式な記録としては残らない一局だが、少なくとも都成にとっては真剣勝負だったはずだ。羽生の胸を借り、自らの腕を試すことができるのだから。仮に白星を挙げれば、何より雄弁に実力を示す看板になり、己の背中を押す自信にもなる。天才たちが四段(プロ)昇段への切符をめぐって弱肉強の死闘を繰り広げる三段リーグに持ち込む、最良の財産となるのだ。 独創的な指し回しはプロ間でも高い評価を受け、奨

    第18回 闘志について語るときに羽生の語ること|いささか私的すぎる取材後記|みんなのミシマガジン
    cerf310
    cerf310 2013/12/06
    個人的には王座戦ではじめて羽生さんも勝ち負けにこだわることもあるんだなと感じた。
  • サトシンの将棋と私生活50-50日記 決勝

    2023.12 << 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 >> 2024.02 三浦GPSチームとの決勝戦を迎えるにあたって、山さんとの事前の作戦会議はなし。ただ舞台の袖口で「今まで通りでいきますけど、勝算は薄いです」というような事は話していた。普通に考えて三浦さんと自分ではかなり差があるし、GPSにしても悪手を指したところを今まで見たことがなかったから。 対局が始まって序盤の作戦は角換わりで行くことに。1局目は矢倉、2局目は横歩取りだったので決勝は角換わりで行こうと思っていた。この辺はやはり「魅せる」ことも頭に入れての毎回違った戦法選択だった。 また解説が森内名人、特別ゲストに谷川会長に来て頂いていて、角換わりやりたいなと思うのは自分としては必然だった。奨励会時代から両永世名人のタイトル戦の将棋で勉強してきた自分に

  • サトシンの将棋と私生活50-50日記 1局目と2局目

    2023.12 << 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 >> 2024.02 電王戦タッグマッチの3局を振り返ります。何を考えてどういう基準で指し手を選んでいたか、気持ちで指していたか伝わればいいかなと思います。 1局目は抽選の結果、午前中から阿部習甦ペアとの対局に決まりました。 先手番から相矢倉に誘導してがっちりした将棋になるも、玉頭から仕掛けていったのは完全な独断で、戦いが始まる前に「こうやるとこう進むと思うんだけど、(10手先くらいの局面は)ポナンザの点数は何点くらい?」って感じで開発者の山さんに聞いたら「マイナス100点~くらいですかね」と返事が返ってきて、「そうですか。でも仕掛けるって決めたんで」聞く耳持たずの無理な仕掛けだったようです。 迎えた下図↓ この局面でのポナンザの推奨の1手は▲7六銀で、確かそ

    cerf310
    cerf310 2013/09/05
    こういうのはありがたいなあ。
  • サトシンの将棋と私生活50-50日記 電王戦タッグマッチ

    2023.12 << 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 >> 2024.02 31日に行われた電王戦タッグマッチ、ご視聴頂いた方々、ありがとうございました。 結果は優勝というもので、戦前には思いもよらない結果でした。 今は暗く覆われていた雲がどっかにいたような気分です。 しかしながら出場するにあたって、実は色々と考えることがありました。 ペア将棋、持ち時間切れ負け、電王戦出場棋士5名でのトーナメント、一日での詰め込み度。 何故5か月前に負けた自分が出るのだろうか。 寝れずえずの日を経て、どうしてペア将棋で戻ってくるのだろう? 切れ負けルールって、コンピューター大会そのものだからコンピューター主導ということなのだろうか。 だとすればそこにある将棋は一体誰が指したものだろう? 初めての試み、お祭りみたいなものだから気楽

  • ネット時代に活躍する、若手トップ棋士

    頭脳の格闘技と称される「将棋」。ここ20年間の将棋界はタイトル獲得数で歴代最多を誇る羽生善治氏を中心に、現在、40代前半の棋士たちが牽引してきた。この層の厚い羽生世代に対抗するのが渡辺明氏。史上4人目の中学生プロ棋士となり、ビッグタイトル「竜王」を保持する若手棋士の筆頭格だ。羽生世代と一回り以上の年齢差がある渡辺氏は、コンピュータやインターネットが発達した時代に腕を磨いてきた新時代のトップ棋士である。 「父が将棋ファンで、小学校に入るタイミングで将棋を習いました。土日は父が近所に将棋を指しに出かけていたので、それについていったという感じです――」。棋士・渡辺明が将棋に触れた最初のきっかけを与えたのは父からの誘いだった。 当時はあくまで趣味のひとつであった将棋。渡辺少年は野球をやったり、ゲームをやったりと、周りの友人と何ら変わらない普通の少年だった。ただ、将棋はやればやるほど勝てるようになっ

    ネット時代に活躍する、若手トップ棋士
  • サトシンの将棋と私生活50-50日記 師弟

    2023.12 << 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 >> 2024.02 ここ数日、師弟というものについて考えていた。 自分のことを話すと、師匠に出会ったのが9歳のときで、師匠は現役引退間近、もうすぐ60歳というときだったかなと思う。親子の歳より離れていた。 将棋は奨励会に入るまで、4枚落ち~香落ちまで3年間教わった。ただ教室の会員ということで、他の会員の方と同じように月謝と回数券買って教わってた。 奨励会入ってからは、1局も教わることはなく、「しっかり研究しろ」と口すっぱく言われていて、自主性に任されていたんだと思う。ただ、奨励会に入ればもうプロの卵、自分でやらなきゃ絶対に抜け出せない世界なのはすぐにわかった。 将棋界はよその世界の師弟関係と比べて、技術的な受け渡しなどはほとんどないように思う。 あっても奨励会

  • 『「負けまくった初級者が書く大人の将棋入門書 ~まずは”何となく”で初級者になれる~」 目次』

    「負けまくった初級者が書く大人の将棋入門書 ~まずは”何となく”で初級者になれる~」 目次 | アイデス山口 iラヴ将棋「下手の中飛車→風見鶏β」

    cerf310
    cerf310 2013/06/15
    いいまとめだな。
  • 一手も悪手を指さなかった三浦八段は、なぜ敗れたのか(山岸 浩史)

    チャンスを得た三浦、リードを狙う 先制攻撃をかけることを、将棋用語で「仕掛ける」という。電王戦第5局は序盤戦を得意の展開に持ち込んだ三浦弘行八段が、いつ、どう仕掛けるかに注目が集まっていた。 だが、先に仕掛けたのはGPS将棋のほうだった。 「変な手、来たね……」 控え室で戦況を見守る棋士たちから、戸惑いの声が上がる。それは、見るからに違和感がある仕掛けだった。プロでなくても将棋を熱心に学んだことがある者なら、このような仕掛けはうまく行かないと直観的に捨ててしまう類の手順だ。 終盤戦での、玉が詰むかどうかという読みでは、人間はすでにコンピュータの敵ではない。目的が明確なときの演算能力こそコンピュータの最大の強みだ。 しかし、まだ目的が漠然としていて読みを絞れない序盤から中盤にかけては、人間にアドバンテージがあるとされている。経験によって培われた直観、すなわち大局観が、考え方の方向を教えてくれ

    一手も悪手を指さなかった三浦八段は、なぜ敗れたのか(山岸 浩史)
  • ベルサイユ宮殿の棋士たち - My Life Between Silicon Valley and Japan

    ベルサイユ宮殿の棋士たち - My Life Between Silicon Valley and Japan
  • 梅田望夫のModernShogiダイアリー

    「潔く時に無頼な語りの粋」 http://www.tokyo-np.co.jp/book/jicho/jicho20110118.html 産経新聞1月9日朝刊に、佐藤康光九段による書評「引き出された勝負師の音」が掲載されました。 http://sankei.jp.msn.com/culture/books/110109/bks1101090804008-n1.htm 何にも代えがたい素晴らしい贈り物をいただいた気分です。ありがたく嬉しい年始になりました。 現在発売中の「中央公論」誌上に掲載されている米長会長との対談が、ウェブ上でも読めるようになりました。 幾度も繰り返し書いてきたように、米長さんは私の昔からの憧れの人であり、彼の著書「人間における勝負の研究」は、私にとってバイブルと言うべき有り難いでした。稀代の大人物とのこうした対談が実現したことは、私にとっての大きな喜びで、生涯の記

    梅田望夫のModernShogiダイアリー
  • 電王戦終わる。

    A級棋士の三浦八段も負け、ですか。 △GPSの△75歩▲同歩△84銀はこの形では新手法の仕掛けですか、これで決定的に悪くならないのならば新定跡誕生です。 以下▲77銀と埋めるまでは相場ですが、△64角と引いて特に狙いはないけど先手に価値が高い手がない、と。この△64角と引くところまで△75歩と仕掛けた段階で見通しているんですね。 電王戦が創設されて、昨年は米長先生が負けた。今年は現役棋士が出るとは言え、自分のところに回ってくるのは当分は先だと思っていました。来年以降のことはもちろん何も決まっていませんが、その見解は甘過ぎたようです。 再び今日の将棋。66手目△74歩▲同歩△64歩って、そんなんで手になるの?って感じですが、えらく細い攻めを繋ぐんですね。驚きました。

  • 第2回将棋電王戦 第4局 電王戦記(筆者:河口俊彦)

    3月1日の深夜、将棋会館でのA級順位戦最終局(将棋界の一番長い日)の取材を終えて、一息入れていると、ニコニコ動画の中継担当者が来て「電王戦の観戦記を書いてくれませんか」と言った。瞬間、「エッ?」と驚き、それから「私はパソコンはおろか、携帯も持っていない年寄りだぜ」担当者は「そういう方に書いてもらいたいのです」と平然としている。そんなものかな、と思い、米長邦雄永世棋聖に、すまないことを言ってしまった話しをすると、「それはいい」とか言われ、うまく乗せられてしまった。で、アナログ老人が思いもかけず恥をさらす事になるのだが、まず、その米長との失敗談からはじめよう。 一昨年の暮、戸辺誠六段の結婚披露宴があり、招かれて控えの間で宴会が始まるのを待っていると、米長が来て「今度、コンピュータと戦うんだ。その対策は十分に考えてある。」と熱っぽく語った。そこで私は「大天才の真価が見られるね」と言ったまでは良か

    第2回将棋電王戦 第4局 電王戦記(筆者:河口俊彦)
  • 1