cakesは2022年8月31日に終了いたしました。 10年間の長きにわたり、ご愛読ありがとうございました。 2022年9月1日
山根信二さんのTwitter経由で知った情報(https://twitter.com/shinjiyamane/status/1362068833641504776)。 www.sciencemag.org 今回、問題になっているのは重慶南西大学の心理学者である张谦Qian Zhang氏。张氏は暴力的ゲームをすると暴力性が増加するといった研究や、暴力的な映画を観ると暴力性が増すといった論文を次々に発表しているが、データが捏造されたものだと指摘され、张氏の論文のうち2本は撤回されている。 どうやら、調査をせずに架空のデータで、分析も捏造し、論文を書いたようである。 ただ、撤回されたのは2本だけで、今年に入ってからも张氏は精力的に論文を発表している。 ざっくりと翻訳してみた。 张氏は不正行為を否定しているが、2つの論文は撤回された。他の論文は雑誌にはまだ残っており、そのデータはメタアナリシスに
福岡・静岡・愛知で性犯罪の無罪判決が相次ぎ、大きな話題となっていた2019年3月。鹿児島地方裁判所では、ある判決の言い渡しが行われていた。 詐欺罪に問われた精神科医に、懲役2年執行猶予4年の有罪判決。 医師の罪は、38回にわたり診療報酬計約50万円をだまし取ったというもの。しかしこの一見小さな事件は、地元の南日本新聞で大きく取り上げられた。なぜか。それは、この医師が起こした「事件」がこれだけではなかったからだ。 2019年3月21日付の南日本新聞はこう報じている。 鹿児島市の精神科医Y被告(46)が診療報酬をだまし取ったとして詐欺罪に問われた事件は、患者らに向精神薬を不正処方し、性的な言動をした疑いが発端だった。元患者らは20日、被告の有罪判決を受け同市で記者会見を開き、「頭を下げ、謝罪してほしかった」と訴えた。 ※原文でYは実名 (南日本新聞/2019年3月21日) (南日本新聞/201
12月4日より、映画「ミセス・ノイズィ」が公開されている。 (C)「ミセス・ノイズィ」製作委員会 本作がモチーフにしているのは、大音量の音楽を流すなどして騒音を出し続け、「騒音おばさん」の名前で有名になった2005年の奈良騒音傷害事件だ。とはいえ、事件を再現する実録ものではなく、フィクションのオリジナルストーリーとなっている。 「騒音おばさんを映画化する」というコンセプトを聞いた時は、正直に言って“ネタ”としか思えなかった。しかし、実際のこの「ミセス・ノイズィ」は、個人的に終盤で嗚咽(おえつ)するほどに感動した、2020年の日本映画の中でも屈指の完成度を誇る、ネタなどと思っていた自分の浅はかさを反省するしかない、まさかの大傑作であったのだ。 そして、本作はネタバレなしでの紹介がものすごく難しい。「何も予備知識を入れずに見るのがいちばん良い」というのは、あの「カメラを止めるな!」や「ドロステ
ジャーナリストの伊藤詩織さんが元TBS記者の山口敬之さんから性暴力被害を受けたと訴えた事件に関連して、伊藤さんが書類送検されていたことがわかった。関係者によると、まだ最終的な処分は出ていないという。 ●現在、民事訴訟がおこなわれている 伊藤さんは、2015年4月に山口さんから性暴力を受けたと被害を訴えて、山口さんが同年8月、準強姦罪(当時)の疑いで書類送検されたが、山口さんは2016年7月、嫌疑不十分のため不起訴処分となった。 伊藤さんは2017年9月、慰謝料などをもとめて東京地裁に提訴。山口さんは名誉毀損だとして反訴したが、東京地裁は2019年12月、山口さんが合意のないまま性行為に及んだと認めて、山口さんに330万円の支払いを命じた。 現在、山口さんが不服として控訴している。 ●山口さんが刑事告訴していた こうした状況の中、山口さんは10月25日、自身のフェイスブックを更新して、伊藤さ
菅首相、推薦リスト「見てない」 会員任命で信条考慮せず―学術会議会長と面会も 2020年10月09日19時49分 インタビューに答える菅義偉首相=9日午後、首相官邸 菅義偉首相は9日、首相官邸で時事通信などのインタビューに応じた。日本学術会議の会員候補6人を任命しなかった問題で、会議側が作成した105人の推薦リストは「見ていない」と表明。「広い視野に立ってバランスの取れた行動を行い、国の予算を投じる機関として国民に理解される存在であるべきことを念頭に判断した」と説明した。 元会長、官邸関与を証言 学術会議人事、16年以降 首相によると、会員任命を最終的に決裁したのは9月28日。「会員候補リストを拝見したのはその直前だったと記憶している。その時点では最終的に会員となった方(99人)がそのままリストになっていた」と述べ、6人の排除に関与し得る立場になかったと強調した。6人が政府の会員候補リスト
先日Twitterで「困ってます」とお話をして助言をいただいておりました「コンビニ振込票未納事件」(事件というほどではないですが)が先ほどのお電話でとりあえず解決したっぽいので、備忘録兼みんなも気をつけてね!的な意味を込めて記録をまとめておこうと思います。 一応予防線はっときますが、今回のやりとりに出てくるコンビニやカード会社の名称を今度も公表するつもりはありません。どこの店でもどこの会社でも起こりうることだと思うし、どこが悪いかという話がしたいわけじゃないし、攻撃をしたいわけでもして欲しいわけでもないからです。電話口でも謝罪していただいてますし、これ以上やりとりをしたいわけでもありません。 管理の甘い自分を戒めるため、そして「みんなも気をつけてね、レシートと控は捨てちゃダメだよ!」と言いたいだけのエントリと思っていただけたらと思います。 「料金が未納になっています」 「振込票とレシートが
現在キン肉マン周りを騒がせている一連の騒動は非常にわかりづらいため一度整理させていただきたい。 今のキン肉マンは2011年から週プレNEWSというWEBサイトで「ネット連載」だけを続けていた。 紙の雑誌では一切連載されておらず、ネット連載のみの状態で9年間連載を続け「キン肉マンは今が一番面白い」と言われるほどの盛り上がりを見せた。 そして盛り上がりが繁栄されたのかキン肉マンは2020年8月より雑誌「週刊プレイボーイ」に紙の雑誌連載として復活する運びになった。 これにより「午前0時には公式HPで無料で読めるが 紙で読みたければプレイボーイを買う」という選択肢が生まれる つまり8月に雑誌に復活するまではキン肉マンファンが(単行本待ち組以外は)全員WEB連載を追いかけていたということをまず覚えておいてほしい。 そして雑誌復活以後、作者であるゆでたまご先生による「スクリーンショットが目に余る」とい
まず最初に、町山氏のTweet(https://twitter.com/TomoMachi/status/1298612025535340545)はかなり微妙。引用元の要約にしてはあまりに乱暴。真実を100、嘘っぱちを0とするなら、甘めに見ても23くらい(個人の感想です)。現時点で得られる情報に基づくならね。 ちなみにネオぐら氏の一連のTweet(https://twitter.com/neogratche/status/1298882337430675458)は73くらい(個人の感想です)。 町山氏のTweetを見たとき、衝動的にブクマらなくて良かったわ。後で調べようって気持ちは大事よね。せっかくなので少し話してみようと思うわ。 要約: ・Jacob Blake氏への射撃時の状況は、情報が錯綜しており正確なところはまだわからない。 ・(たぶん)右翼系の人たちが武装と集合を呼びかけたのは事
割と有名なフェミニスト団体のサイトでTERFの主張が無批判に垂れ流されていてビックリしちゃった。 https://wan.or.jp/article/show/9075 トランスジェンダーの人たちに対する悪質な差別煽動だと思うけど、これって次の2つの理路のどちらかでしか正当化できないよね…… 差別主義を肯定する差別主義者にも議論の場が与えられるべきだと主張する1を選んだ場合、まあ自殺だよね。お疲れ様です。今後WANやその周囲の人たちがどんなに女性差別を訴えようとも聞き入れる価値はゼロということですね。 2を選んだ場合、これはかなり強硬な表現の自由を主張しているということになるよね。 表現の自由を掲げてヘイトスピーチの法規制に反対する人は一定数いるけど、彼らの主流派は「ヘイトスピーチはけしからんかもしれないが公権力によって取り締まられるべきではない」と言っているのであって、ヘイトスピーチを積
去る8月8日、『アクタージュ act-age』の原作担当であるマツキタツヤ氏が逮捕されました。 編集部ではこの事態を非常に重く受けとめて、事実確認のうえ、作画担当の宇佐崎しろ先生と話し合いを持ちました。その結果、『アクタージュ act-age』の連載をこのまま継続することはできないと判断いたしました。 8月11日(火)発売の「週刊少年ジャンプ36・37合併号」の掲載をもって、連載終了といたします。 これまで多くの読者の皆様に応援していただいた作品をこのような形で終了することになり、編集部としても非常に残念でなりません。しかしながら、事件の内容と、「週刊少年ジャンプ」の社会的責任の大きさを深刻に受け止め、このような決断に至りました。 ご心配、ご迷惑をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます。 編集部はもとより、宇佐崎先生は断腸の思いをなさっていますが、先生をサポートし、また作品を作ってい
「東武練馬まるとし物語 第一部」 国際情報専攻 3期生・修了 若山 太郎 その一 「世代交代」 東京都練馬区に、30年続いている「まるとし」というとんかつ屋がある。僕はここで今働いている。おやじさんは、僕の妻のお父さんであり、僕の師匠である。 僕の店「まるとし」は、客数17の店である。東武東上線「東武練馬駅」南口から歩いて数分、商店街の表通りに店はある。 お客様は、常連の方も多いが、表通り沿いでもあり、新規のお客様もいる。ここ数年を振り返れば、一昨年5月、駅の反対側に大きな規模のスーパーが出店したことにより、店や商店街の環境も様変わりした。 人の流れが一変したのだ。つまり、駅の反対側に住むお客様が、極端にこちら側に来なくなった。店の売上げも、 5月のオープン直前までは、建設に関わる方々、スーパーで働く従業員の方々が多数来店してくれていた。ただ、開店したとたん、パッタリ止まった。 僕の店だけ
パブリックコメントを巡る“不正”疑惑をはじめ、条例施行後もさまざまな批判や疑念が持ち上がっている「香川県ネット・ゲーム依存症対策条例」。パブコメの不自然な点については既に、KSB瀬戸内海放送や朝日新聞などが原本を入手し検証を行っていますが、編集部でも4月23日にようやくパブコメの原本(正確には原本の“写し”)を受け取ることができました。 今回、編集部では開示された原本のうち、有効コメント約4000ページを全て公開するとともに、実際にパブコメ原本を閲覧することであらためて見えてきた“異常”な点を、これまで指摘されてきた点と合わせて検証しました。 ※原本の配布はこちらの記事から 編集部に届いたパブコメの原本 「賛成」の大半が2月1日・3日の2日間に集中 届いたパブコメはA4用紙で4186枚。大きく「個人」と「事業者」に分かれ、このうち「個人」のものはさらに「賛成」「反対」「提言」に分類されてい
はせ浩 オフィシャルブログ「はせ日記」Powered by Ameba はせ浩 オフィシャルブログ「はせ日記」Powered by Ameba 08時35分、徒歩出勤出発。 10時05分、議員会館到着し、執務。 午前中、一昨日の新宿視察の件で阿部俊子代議士がお詫びにこられたので、対応を相談。 「私も事実関係が整理できたので昨夜はせ日記で説明しておきましたが、やはり団体側との事前打ち合わせの内容が国会議員側に全く伝わっていなかったことは率直にお詫びする必要があります。我々は通常の視察案内との認識で秘書も帯同し、お手伝いをし、活動報告として写真撮影もしてアップしてしまった(指摘を受けて削除)のですから。確かに女子支援の団体に男性があんなにたくさん押し掛ければ、相手側に威圧感を与えて不快感を与えてしまうのは当然です。コロナ対策で家にいなければならない時期にも、様々な事情で家にはいられずに夜の街に
元々は、テレビ番組などで実際にあった面白い出来事を淡々と紹介する「いろんな回bot」が先行して存在し、「存在しない回bot」はそれのパロディとして登場した形になります。 ツイートネタはDMで募集していて、ラジオのネタ投稿のような楽しみ方をされているアカウントでした。 しかしここ最近、この存在しない回botに変化が起こりました。 アイコンの変化 まず、アイコンの変化です。現在の存在しない回botのアイコンはこんな感じですが…… もともとはこのようなきなこ餅2コのアイコンでした。 これは元ネタである「いろんな回bot」のアイコンがサーターアンダギー2コであったことを意識していると思われます。これサーターアンダギーですよね……? 未だに確証が持てないんですけど。 きなこ餅、というわりとシュールな感じのアイコンが、文字画像というわかりやすい方向性に変わったわけです。
お世話になっております。 株式会社パソナ キャリアインターン事務局でございます。 「キャリアインターン」ですが、開設以来ご利用いただきましたが、諸般の事情により、 6月19日(金)より利用の停止をさせていただき、2020年7月5日(日)をもちまして、 サービスの提供を終了させていただき、Webサイトを閉鎖させていただきます。 これまでのご愛顧に対しまして、心より御礼申しあげます。 なお、ご利用の際にご登録いただいた個人情報は、Webサイト閉鎖とともに全て消去させ ていただきます。 長らくのご愛顧誠にありがとうございました。 ■提供終了サービス キャリアインターン ■サービス終了日 2020年7月5日(日) ■お問い合わせ先 株式会社パソナ メール:careerintern-support@pasona.co.jp
学生が就活で会社に求めるものの一位は安定性だという。安定性とは、定年まで給料がもらえてご飯が食べられることらしい。しかし、その考え方は、何もしなくても当たり前のように給料が口座に振り込まれると考える「大企業病」である。今は、大企業でさえいつ経営が傾くか分からない時代。それなのに、安定性というものは、会社に一方的に求めるだけでよいのだろうか。社員が稼ぎ、会社に成果をもたらし、貢献してこそ給料がもらえる。ましてや新卒から数年間は半人前の稼ぎしかないのだから、一人前になってから倍返ししなければならない。給料はもらうものでなく、自分の手で稼ぐもの。義務を果たし続けるからこそ、権利が手に入ることを忘れてはならない。 では、安定性とはどうやって得るものなのか。それは、会社にではなく、自分自身に求めるべきだ。自分の商品価値を高めれば、万が一会社に何かあっても生き残っていける。そういった価値ある自分になる
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