おれがプリキュアおもしろいおもしろい言ってたら「おい、おまえプリキュアおもしろい言ってたけどべつにそんなおもしろくなかったぞ、同じ時間帯ならグレンラン見といたほうがよっぽど楽しいよバーロー、ところでポリフォニカの作画がイマイチであるという悲憤のやり場を如何せん」とかいっておれの平穏な暮らしに火種を持ち込もうとする不幸な事例が相次いでいて嘆かわしい。馬鹿かおまえアニメ見はじめて何年だと。アニメ漫画ゲームに青春のすべてを費やした必然としてなにも得るところのないおっさんにまで至ったのが我々の立場というものだ。エアコンのフィルタは取り外して掃除すれば綺麗になるが、煙草を吸い続けた肺の掃除はできないように、引き剥がすわけにもいかない目詰まりだらけの感受性を抱えた我々はもはやポンコツなのだ。にもかかわらずこれまた中途半端な俗性が邪魔をして、焦点の合ってない目でヨコ出し紀行とか ARIA とか眺めて暮ら