Natureに掲載された2編の小保方論文を、そこそこ詳細に、「抄読会でプレゼンする」ぐらいのレベルで読んで気づく違和感は下記のとおりである。 1) FACSのゲートが不適切で、漏れを検出している 2) 蛍光顕微鏡によるGFPの検出で、ネガコンの細胞に赤いフィルタを使っている 3) 免疫染色の抗体が不適切(複数) 4) 奇形腫の写真がどう見ても成体マウスの正常組織 (次点で、HE写真と免疫染色写真に対応がない) 以上は理研の調査委員会で争点になっておらず、またいずれの会見でも取り上げられていない。 さらに会見の資料には明らにおかしい点が1つある。 5) たかが3,000 bpの電気泳動をパルスフィールドで行ったと主張 (普通なら30分で終わる実験をオーバーナイトでやってんの?) これらの怪しい点は、仮にデータを捏造するにしてもあまりに場当たり的な印象を与える。少なくとも仮に平均的な能力を持っ
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