ハイレゾアンプを作ってみたら音が良すぎました。 Amazon Music HD が始まって早一年。今のところ、大いに普及しているとは言えないかもしれませんが、手軽にハイレゾ音源が聴ける時代になって、そのうち作るかもくらいに考えていたハイレゾアンプの自作にようやく手をつけた形です。 そして時間はかかりましたが、ほぼ満足のいくものとなりました。 意味不明ですが、名付けて「うさぎアンプ」とします。https://amanero.com/ 自作プラシーボの効果もあるかも知れませんが、このAK4499とアンプから出てくる音は、市販の高級アンプにも全く引けを取らない良音だと感じています。 もう、価格.comや製品ページを見ても市販のアンプが欲しいとは思わなくなりました。ケースだけはかなわんな・・そんな印象しか受けないです。 タカチのケースでカスタム加工を依頼。加工は何度かあるのですが、今回初めて印刷も
こんにちは。ライターの斎藤充博です。今日僕が来ているのは渋谷にあるパソコン修理業者の「渋谷パソコン・スマホ修理工場」です。 業者の方は毎日パソコンを修理しています。そんな人に「おすすめのパソコン」を聞いたら本当によいパソコンがわかるんじゃないでしょうか。 現場で修理をされているカスタマーエンジニアの島さんにお話をおうかがいしました。島さんは恥ずかしがり屋さんなので顔を似顔絵にさせてもらっております。 パソコン選びで重要なのは「保守部材の入手のしやすさ」 島「普段みなさんがノートパソコンを買うときって『安くて、薄くて、軽い』物を選びませんか?」 斎藤「それ、普通ですよね。僕もノートパソコンを買い換えるときにはその目線で選びますよ」 島「私は修理屋なので、ちょっと普通の方とは考え方が違うんです。私が一番のおすすめするメーカーは『レノボ』ですね。ノートパソコンだったら『ThinkPad』の法人モ
こちらでも述べたように、8月22日よりHotChips 33が開催され、Intelは Intel Alder Lake CPU Architectures Next-Gen Intel Xeon CPU - Sapphire Rapids Intel's Hyperscale-Ready SmartNIC for Infrastructure Processing Intel's Ponte Vecchio GPU Architecture の4つをConference Sessionで発表したほか、更にTraining Sessionで Technology Provider: Intel packaging technologies for chiplets and 3D Case Study: Intel products built with 2.5D and 3D packagi
地デジ等のデジタル番組をネットワークを介して視聴したり、ダビング (ムーブ) したりする際には、DTCP-IP という規格を使うのが一般的です。 2009 年頃から DTCP-IP 対応製品は徐々に普及してきているようですが、 デジタル番組を扱う製品が全て DTCP-IP に対応しているわけではありません。 また、DTCP-IP の機能を全て持つ製品は膨大な機器の中で 1, 2 種類しか存在していなくて、 製品によってできることは異なっています。 ここでは、そのような DTCP-IP の現状を把握することを目指して、 主に自分のためのメモ的な情報としてまとめています。 なお、各社の DTCP-IP 関連の名称がまちまちであったり、 各機器の DTCP-IP 関連機能が分かりにくかったりして、 情報が間違っていることもあるかと思います。 現在作成中。順次内容を増やしていきます。 ※ スカパー
2006年に国内大手家電メーカー・東芝の薄型テレビブランドとして誕生した「REGZA(レグザ)」。11年の地上アナログ放送の停波によるテレビの買い替え期には、高画質や多機能を求めるマニア層から高い支持を集めた大人気ブランドだ。 しかし、15年に発覚した同社の不正会計疑惑のあおりを受け、テレビ事業を手掛ける東芝映像ソリューションは、18年に中国のハイセンスグループに売却された。 大手国内メーカーの事業が分割され、海外メーカーに買収されていくその姿は、台湾・鴻海科技集団によるシャープの買収と並んで、家電メーカーの落日の象徴として語られることもあった。 しかし、レグザブランドはハイセンス傘下となった後、販売網の混乱などで一時的にシェアが落ちたもの、結果的に大きく飛躍。トップシェアに届くところまで業績を回復しているのだ。 そして21年3月、社名を東芝映像ソリューションからTVS REGZAへ変更。
みなさま、こんにちは。Kazuto Tanabe です。 今回は、Anker 736 Charger (Nano II 100W) をレビューします。本製品は最大100Wの出力が可能な USB-C*2、USB-A*1 を搭載した3ポート USB-C&A 充電器です。 本記事の公開・修正についての詳細はこちらよりご確認いただけます。なお、本記事で使用した製品は初期ロットであり、出力の改善を行ったリニューアル版ではありません。 ※既に販売が再開されている様子ですが、同社はこれらが改善品か否かを言及しておらず、本誌でも確認を行っていないため詳細は不明です。販売再開後の製品詳細についてのお問い合わせは、お答えできることが何もありませんのでご遠慮下さい。 ・Anker からのリリース本記事の公開を受け、販売元の Anker が検証を行い、以下の声明を発表しています。 本製品は法的に求められているPS
AMDのRyzenを支えるSocket AM4は非常に長い期間使えることが売りであるが、その一方でコア数の少ない安価なモデルが実質選べないことが問題であった。過去にはRyzen 5 1600AFやRyzen 3 3100/3300Xといった“良い感じの廉価モデル”もあったが、1年も持たずに流通が枯渇しており、安く組むにはインテル製CPU一択という状況が続いていた。 AMDのデスクトップCPU事業は世界的には好調だが、販売シェアではインテルに逆転を許している局面もあり、今回の廉価版はこれに(ある程度の)歯止めをかけることが期待されている。 今廉価版CPUで売れ筋のCore i5-12400F(2万4000円前後)やCore i3-12100F(1万4000円前後)に対抗するのがRyzen 5 5500やRyzen 3 4100になると考えればよいだろう。 製品の国内販売は15日だが、ベンチマ
10月1日に適当に書き散らした文章(anond:20211001193856)が2週間以上してからTwitterでリツイートされているのを発見。 はてブを見るとまさかの500越えでびっくり。ブコメを一通り読んだが、言いたいことをわかってくれてるなという人もいれば、全然話がかみ合わないなという人、こんな視点があったのかという人もいて面白かった。 そのうえで、もうちょっと追加で書きたい気分になったので電気自動車の普及プロセスを考えるうえでケーススタディになりそうなディスプレイ産業の話をもう少し書いてみる。 なぜiPhoneXの有機EL採用のインパクトが大きかったのかブコメでも指摘があったが、iPhoneXの前にサムスンがGalaxyで有機EL採用していただろうという話。そのことは当然知っててiPhoneXで有機ELが普及したと書いたわけだけど、その理由はなぜか。 年間の携帯電話生産台数って、サ
アナログテレビ放送の時代は、テレビ録画の主体は長らくVHSなどのビデオデッキ(テープデバイス)の役割でした。(図1)ところがパソコン等のデジタル情報機器の普及に伴って、ハードディスクなどのストレージデバイスの低価格化が急速に進み、テレビ録画の主体はビデオテープからハードディスクへと移っていきました。(図2)2000年にデジタルテレビ放送が始まるとその流れは決定的なものとなり、現在ではビデオデッキのみならずテレビにもハードディスクへの録画機能が備わっているのが当たり前になっています。(図3) もともとコンピュータのハードディスクはデジタルデータ専用のストレージであるため、デジタルテレビ放送ではそのクオリティーを全く劣化なく保存できる特性があります。そこで著作権保護の観点からセキュリティの強化が求められました。法整備面ではデジタルテレビ放送に対して、コピーワンスおよびダビング10などの録画制限
台湾TSMC のHPより 『報ステ』からのインタビュー依頼 2月9日付日本経済新聞が、台湾の受託生産会社(ファンドリー)大手のTSMCが茨城県つくば市に、約200億円を投じて、半導体の後工程の開発拠点をつくる方向で調整に入ったことを報じた。 同日の午後、この件に関して『報道ステーション』(テレビ朝日系)のニュースデスクを名乗る人物から、インタビューの依頼を受けた。メールのやり取りでは埒が明かなかったため、電話で、TSMCとはどのような半導体メーカーで、今回の後工程の開発拠点を日本につくることの意味などを説明したが、「後工程」ということが理解できないようだった。それどころか、「半導体」というものが、まったくわかっていない様子だった。 加えて、「TSMCが日本に拠点をつくったら、今問題になっているクルマ用の半導体不足が一気に解消されることになるんですよね?」などと言うので、それは次元が異なる別
HDMIは「High-Definition Multimedia Interface」の略です。簡単にいえば、映像と音声をデジタル信号で伝えるために生まれた規格となります。 規格としてのHDMIは2002年12月に誕生しました。当時、パソコン向けのデジタル映像伝送規格としてある程度普及していた「DVI(Digital Visual Interface)」をベースに、以下のような改良を施したものです。 デジタル映像に加えて、デジタル音声も伝送できるようにした AV機器で使われている「色差信号」も伝送できるようにした 著作権保護機能に標準で対応した 端子形状を接続しやすいものに変えた(後述) 現在では、HDMIはAV機器における映像/音声伝送規格として完全に定着し、ほぼ全てのテレビに搭載されています。
自作PCを組む時や、ゲーミングPCをBTOでカスタマイズする時などに地味に悩むのが「CPUクーラー」。せっかく買うならやっぱり簡易水冷の方が良いのか、あるいは別に空冷で十分だったりするのか…などなど。本記事では、自作PCで空冷と水冷も使ったことがある筆者が解説してみる。 空冷と簡易水冷の違いを図解まず最初に「仕組み」から理解してもらうために、写真ではなく筆者が作ったイラスト図解を使って、そもそも空冷ファンと簡易水冷ユニットは何が違うのかを解説していきたい。 空冷ファンの仕組み CPUのヒートスプレッダ(殻)に塗られたサーマルグリスを通じて、CPUの発熱を受熱ベースに伝えます。そして受熱ベースにやってきた熱を、次はヒートパイプを通してヒートシンクに移します。 するとヒートシンクに間に熱がたまりこむので、取り付けられたファンを使ってヒートシンクに挟まっている熱を外へと押し出す。空冷ファンは以上
世間ではAppleの新しい製品に使われるARM64 CPUであるM1の話題でもちきりだ。ただし、日本語を話す記者というのは極めて非科学的かつ無能であり、M1の現物を手にしても、末端のソフトウェアを動かして、体感で早いだの遅いだのと語るだけだ。そういう感想は居酒屋で酒を片手に漏らすべきであって、報道と呼ぶべきシロモノではない。 と思っていたら、Phoronixがやってくれた。M1とi7で動くmacOSでベンチマークをしている。 これを考察すると、M1のMac Miniは、一世代前のi7のMac Miniに比べて、メモリ性能とI/O性能が高く、演算性能は低いようだ。このことを考えると、M1の性能特性としては、動画のエンコードやソフトウェアレイトレーシングをするには不向きだが、その他の作業は遜色ないだろう。 問題は、仮想化とRosettaを組み合わせることができないという点だ。x86-64のユー
同じARMだからといってポン付けでは動かんぞ定期 / 他6件のコメント https://t.co/ZW4ffdQP88 “「M1搭載MacでArm版Windows 10は動作可能。すべてマイクロソフト次第」アップル幹部が語る - Engadget 日本版” (23 users) https://t.co/aia65JYL5V— Takumi Sueda (@puhitaku) 2020年11月21日 追記: いろいろあって面白かったので、頂いたコメントの返信を末尾に追記しました 追記2: Engadget 日本版が閉鎖するため、上記記事「M1搭載MacでArm版Windows 10は動作可能。すべてマイクロソフト次第」アップル幹部が語るの魚拓を貼っておきます megalodon.jp 昨今の買収劇に始まり、というかそれ以前から、ARM (Arm) という固有名詞はコンピューターを語る上では
Apple SiliconのM1が速いと話題だ。単に速いというだけでなくRosetta 2を用いてx86_64バイナリをARMに変換して実行した時にIntel CPUで直接実行した時より速くなる場合があるというのだから驚きだ。その要因を考察するにつれ一つの仮説に思い至ったのでここに記しておく。 その要因とはRISCとCISCの違いだ。殴り書きなので詳細は省くが、CISCのほうがやってることが複雑で単純な実行速度という意味ではRISCに敵わない。特にRISCの固定長命令という特徴がカギを握る。 CISCの代表がIntelのx86である。しかし2000年ごろにはCISCはもう駄目だ的なことが声高に叫ばれていたが、気が付けばx86はそのまま栄華を極め2020年にまで至ってしまった。そこまで持ちこたえた理由の1つがRISCとCISCの境目がなくなる Pentium Proの逆襲に書かれているのだが
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