ちょっと前にした「縦組み時のフォント」の件に関連して。 ひらがな・カタカナなど和文固有文字等を持っているフォントでも、必ずしも縦組み用として使えないよ、という例の話。もっとも、Arial Unicode MSは印字用フォントとしていいものかどうか、ってことでもあるけれども。 その最たる例がArial Unicode MSですよ、という話。 結果としてはこんな風に。 横組みで上・縦組みで右にある、ちょっと細いゴシックが小塚ゴシック Pro R。 横組みで下・縦組みで左にある、小塚ゴシックより多少太めなのがArial Unicode MS。 これらは縦・横で共通した字形(glyph)しか持っておらず、横組みを前提にしている(といっていいのかどうかわからんけれども一応)ので、縦組みにすると明らかにおかしな有様に。ただしかぎ括弧については縦組み字形を持っていたりします。これはUnicodeのFE4