ハンバーガーチェーンの「バーガーキング」が王者・マクドナルドの主力商品「ビッグマック」に狙いを定めた利用者参加型のキャンペーン「BIG割」が話題を呼んでいる。異物混入問題以降、失速するマクドナルドへの異例とも言える“挑戦状”。ハンバーガー版「仁義なき戦い」の仕掛け人は、バーガーキング・ジャパンのマーケティング部に所属する33歳の女性だった。戦略の裏側は何か? 当事者の家永佳奈さんを直撃した。(久保 阿礼) 7000億円規模とされる国内ハンバーガー市場。業界8位のバーガーキングが王者・マクドナルドを挑発するキャンペーン「BIG割」が6日からスタートした。ネット上で大きな反響を呼んでいる企画を発案したのがマーケティング部に所属する家永さんだ。「予想以上の反響で驚いています。インターネットによる口コミの影響も大きいと思いますね」と手応えを口にした。 実は、家永さんが大学卒業後、就職したのが日