※初出 2017年7月14日 蓮舫氏の二重国籍問題、まだ尾を引いているようです。 本件筆者は、そもそも二重国籍を否定する「国籍唯一の原則」自体が時代遅れで国際性がない「ガラパゴスルール」だということを昨年に説明させていただきました。 →法務省ですら事実上容認している二重国籍の禁止規定が、どれだけガラパゴスルールなのか考えてみる ただし、これに関してはいかに時代錯誤なルールだとしても、一応はそれが法的にはそうなっていることは確かで、それに関して説明が二転三転した蓮舫氏に関しては説明責任は確かにあるでしょうとも同時に思っております。 しかし、それが戸籍を公開するなどというエキセントリックともいえる方法なのは気になります。 戸籍を他人に公開を求められたり、さらには国籍や出自で就職や入学がその結果で判断されるというのは重大な差別行為です。国会議員がこれをなんの留保もなく行ったら、これらの戸籍差別を