ヨーテボリ市の市議会を見学したが、市議会において多数を構成する社民党+環境党と、それ以外の党との論戦がなかなか面白かった。 議会で論議したいテーマについてはあらかじめ提出されている。まず、その提出者(多くの場合、野党側)がその主張を述べた後は、どの議員でも議論に参加できる。発言したい者は机上のボタンを押す。早い者勝ち。ボタンを押した順番に議場前の大きなスクリーンに議員の名前と所属政党が表示される。一人ひとりの発言は3分以内でなければならないが、一つの議題を議論する制限時間は無いようだ。何人もが何度も発言するので、いつまでも続く。順番待ちの発言者があと3人、あと2人と減っていくと思ったら、急に議論が白熱しはじめ、5人くらいが一斉にボタンを押して、順番待ちが再び膨れ上がることもある。興味ないテーマのときは聞いている側はかなりシンドイ。 前回の記事から分かるように、女性議員の割合も多いし、20代