ふつうモノクロでしか見ることのできない昭和30年代の日本を、カラー写真で記録していた人物がいた。 アメリカ出身、日本と日本の鉄道をこよなく愛する元祖「カラー撮り鉄」、J・ウォーリー・ヒギンズ。駐留米軍軍属として来日後、国鉄の顧問に。 日本全国をくまなく訪問し、趣味の鉄道写真を中心に、当時としては超贅沢なカラーフィルムで日本の風景を多数撮影してきた。 半世紀以上の歳月を経て、今なお色褪せない最上質のコダクロームの6000枚の中から、選りすぐりの382枚を、当時の思い出話とともに公開する。 鉄道写真に写り込んだ、生活感あふれる風景ポートレートの数々には、東京五輪を前に激変する東京の様子や、今では失われてしまった懐かしい地方の町の風景、人々の様子が記録されている。 目次 はじめに 自己紹介 東京編 山手線沿線 中央線沿線 地下鉄沿線 私鉄沿線 東京東部・島部 各地方編 北海道 東北地方 北陸地方
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