記者会見を開き、自民会派への入会の意向を表明した桜井充参院議員=宮城県庁で2020年5月15日、滝沢一誠撮影 宮城選挙区選出の桜井充参院議員(64)=無所属=が自民会派へ入会し、県内の関係者らに波紋が広がっている。前回2016年の参院選で、野党共闘をアピールして自民候補に勝利しただけに、支援した市民団体は「許しがたい背信行為。選挙民を愚弄(ぐろう)する」などと厳しく非難し、辞職を求めている。一方、自民県連からも「すぐに受け入れとはならない」との声も漏れる。議員の「公約」とは何かが問われている。 「私事で大変恐縮ですが、会派を離脱し……」。桜井氏が自民会派への合流を表明した翌日の16日、元支持者の自宅に転身の理由を述べる封書が届いた。 「『私事』という言葉遣いに怒りが湧き上がる。議席は桜井氏のものではない」と市民団体「オールみやぎの会」のメンバーは憤りを隠さない。 16年の参院選は、改選数が
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