yomoyomo 雑文書き/翻訳者。1973年生まれ。著書に『情報共有の未来』(達人出版会)、訳書に『デジタル音楽の行方』(翔泳社)、『Wiki Way』(ソフトバンク クリエイティブ)、『ウェブログ・ハンドブック』(毎日コミュニケーションズ)がある。ネットを中心にコラムから翻訳まで横断的に執筆活動を続ける。
yomoyomo 雑文書き/翻訳者。1973年生まれ。著書に『情報共有の未来』(達人出版会)、訳書に『デジタル音楽の行方』(翔泳社)、『Wiki Way』(ソフトバンク クリエイティブ)、『ウェブログ・ハンドブック』(毎日コミュニケーションズ)がある。ネットを中心にコラムから翻訳まで横断的に執筆活動を続ける。
もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて This is Not the End of the Open Web 2016.08.22 Updated by yomoyomo on August 22, 2016, 10:31 am JST すっかり旧聞に属しますが、Internet Archive が主催し、これからのウェブのあり方を議論するイベント Decentralized Web Summit が6月に開かれました。 このサミットには "Locking the Web Open" というサブタイトルが付いていますが、逆に言えば、主催者には現在のウェブはオープンではないという認識があるわけです。それにいたる流れを少し辿りたいと思います。 そもそも Open Web(オープンウェブ、開かれたウェブ)という言葉が特に言及されるようになったのは、2010年だったと記憶します。その背景の
ネットにしか居場所がないということ(前編) The Internet Is Not Therapy 2016.11.29 Updated by yomoyomo on November 29, 2016, 16:05 pm JST 自分は誰かとつながりたい。自分は、それこそ、人間に対する優しい感情を失いたくない。(色川武大『狂人日記』) ウィキペディア編集者エリオット(仮名)の乱心 「シドニー郊外のある火曜日の夜、エリオットは家のコンピュータの前に座り、Wikipedia を編集しながら、彼が苦労して書いた文章をしきりに差し戻す仲間のボランティアと論争していた」 アンドリュー・マクミラン(Andrew McMillen)が、今年 Medium から大手雑誌出版社コンデナストに買収された人気ブログ BackChannel に寄稿した「Wikipedia Is Not Therapy!」は、そ
年末です。日本のテレビでは様々な夢物語が放送され人々を魅了するでしょう。カップ蕎麦をすすり、コンビニで買って来た中国産のお節を楽しむ人々にとって、それはドラッグです。 ここ最近の売れ筋ドラッグは貧乏でもこんなに幸せな生活が送れるというものです。 いわゆるプア充の生活はこんなに素敵、というドラッグです。 このドラッグの中には 日本には様々な激安ファーストフードがあるから貧乏でも幸せだ 貧乏でも田舎に引っ越せば素敵な生活が送れるよ 貧乏でもネットさえあれば心は豊かになるんだ 貧乏なら時間があるから育児も介護もマネージできるよ 貧乏でも困った時はネットで物乞いをすればいいんだよ 貧乏はこんなに素敵なの。こんなに工夫ができるのだわ という成分が散りばめられています。 興味深いのは、このドラッグを配布するプッシャー(売人)達というのは、会社を売り払った資産家だったり、外資系企業勤務時代にたんまりと貯
現在開催中のロンドン五輪で、観客などに対して「勝手にモバイルルーターなどを会場に持ち込んで使うことはまかりならん」というお触れが出されたことは、先週お伝えした通りだが、このルール違反を取り締まる「Wi-Fi Police」が登場したらしい。下掲の画像に撮された人物がそのポリスだが、ただしこの話題にふれたIBTimesによると、五輪組織委員会(Locog)ではこの人物の身元を未確認で、現在状況を確認中とコメントしているという。 [IBTimes] 同記事には、五輪組織委員会広報担当者からの、下記のコメントが掲載されている。 "We are looking into this and we are waiting for clarification from the park. Obviously this is a massvie opperation and we don't know e
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