サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
1945年(昭和20年)8月15日、松村謙三は終戦の玉音放送を旧民政党本部の建物で聞いた。政党政治復活、民政党復活を心中期していたが、国家の前途を思うと暗たんたる気持ちだった。鈴木貫太郎内閣が総辞職し、組閣の大命は東久邇宮稔彦王に下った。異例の皇族内閣である。近衛文麿が後見役として無任所国務相で入閣した。練馬の松村の自宅に17日午前1時ころ、迎えの自動車が来た。「東久邇宮殿下の使者ですが、ぜひす
ランキング
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く