このブログの代表者は村田雄二郎です。 【A】 近代中国研究に関する情報は以下のサイトからも探せます (1) ASNET (2) 日本文化人類学会 (3) 東洋史研究リンク集 (4) アジア情報ゲートウェイ (5) 台湾研究掲示板 (6) NIHU現代中国地域研究 (7) 中國近代史學會的部落格 (8) 中国現代史研究会掲示板 【B】 ゼミ生 中村元哉HP 【C】 写真 ゼミの写真 【D】 中国の図書検索(海外) (1)中国国家図書館 (2)CALIS(中国高等教育文献保証系統) (3)国家図書館(台北) (4)孔夫子旧書網 (5)Worldcat 【E】 デジタル・アカデミック・リソース (1)GACoS(東大図書館) (2)国会図書館デジタルアーカイブポータル (3)CADAL(浙江大学) (4)NDAP Online catalog(台湾のデジタルアーカイブ横断検索) (5)デジタルリ
→紀伊國屋書店で購入 著者のカーター・J・エッカートは朝鮮史を専門とするアメリカの歴史学者でハーバード大学コリアン・インスティチュート所長をつとめている。本書は韓国近代史の基本図書とされている本で、副題に「高敞の金一族と韓国資本主義の植民地起源 1876-1945」とあるように、京城紡織株式会社をおこして大財閥となった高敞金氏の発展をたどりながら、韓国資本主義の起源が日本統治時代にあったことを立証した研究である。 高敞金氏といっても日本ではなじみがないが紡績業で成功をおさめた民族資本家で、1939年には南満洲紡績会社を設立し、役員も技術者も三千人の職工もすべて朝鮮人の大工場を奉天近郊に建設するまでになった。ちなみに韓国三大紙の一つである東亜日報と名門私立大学として知られる高麗大學校は金一族が創立したものである。 エッカートは朴正煕時代の韓国に平和部隊の一員として滞在し、後に「漢江の奇跡」と
→紀伊國屋書店で購入 日本人にはちょっとわからない著者の博識を背景に、独特の言い回しがあって理解するのが困難な本書を、日本語で読むことできるようにしてくれた訳者に、まず感謝したい。著者アンダーソンは、その著書『想像の共同体』(原著1983年)で、世界的に有名になった東南アジアを中心とするナショナリズム研究者である。本書では、19世紀末という「グローバルなアナーキズムとローカルなナショナリズムがときに対立しながらときに連結するという独特な政治空間を醸しだした時代」を扱う。地域は、3つの旗「フィリピン独立運動派の秘密組織カティプーナンの旗、アナーキストの黒旗、そしてキューバ国旗」で象徴している。残念ながら、原著表紙に5つずつ描かれている3つの旗は、日本語訳の本書にはどこにもない。原著にもなんの説明もないため、門外漢にはなにをあらわしているのかわからないが、著者は読者に「未知の世界」の話を予告す
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