ソウル光化門にある「韓日中3国協力事務局」(=TCS、事務総長・申鳳吉)。 過去の歴史と領土問題をめぐる韓日中3カ国の対立が続いた先週、事務所を訪問した。 北東アジア3カ国の未来の協力を模索するため、3カ国の首脳の合意で昨年9月に設立された国際機構だ。 本部はソウルにあり、3カ国が費用を分担して運営している。 3カ国が派遣した外交官と専門職員ら29人は毎日、顔を合わせて家族のように生活している。 北東アジアの協力のための最初の“同居実験”現場ということだ。 1日に設立1周年を迎えたが、最近の外部の雰囲気を考慮し、1周年記念フォーラムとレセプションは来月15日に延ばした。 「今は過去の歴史と領土の問題で葛藤していますが、3カ国協力事務局が始めたウィンーウィン協力実験は、後に歴史が評価する北東アジア統合のビジョンです」。未来を準備するという趣旨で設立された組織のためか、職員は葛藤よりも協力を、