提携先に在庫がございます【僅少】 通常、5~7日程度で出荷されます。 ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。 (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります) 出荷予定日とご注意事項 ※上記を必ずご確認ください 【出荷予定日】 通常、5~7日程度で出荷されます。 【ご注意事項】 ※必ずお読みください ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。 ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。 ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。 ◆お届け日のご指定は承っておりません。 ◆「帯」はお付けできない場合がございます。 ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。 ◆特に表記のない限り特典はありません。 ◆別冊解答などの付
東京の世田谷文学館で昨年の秋に開催された連続講座の記録。5人の論者が村上春樹について語っている。そのうち、藤井省三と加藤典洋の二人が村上春樹と中国の関係に言及している。村上春樹は9月26日、尖閣諸島をめぐる問題について朝日新聞にコメントを寄せたばかりということもあって、いろいろ考えさせられた。 藤井は、中国での村上春樹の受容のされ方について論じており、村上春樹は、中国絡みの作品に限って何度も書き換えを行っているという重要な指摘をしている。さらに、十数年前に台湾の新聞社のインタビューで「僕は神戸の人間で、中国人は僕にとってはたいへん自然なものでした。僕の父は戦争中に徴兵されて中国大陸に行きました。中国は僕の人生における重要な記号です」と語っていることも紹介されている。 また、加藤典洋は、村上春樹の短編小説を徹底的に読み込むことから見えてくるものについて論じている。特に、村上春樹の短編小説
「在日特権を許さない市民の会(通称「在特会」。桜井誠〈本名=高田誠〉会長)など約一〇の排外主義団体が九月二九日、東京・池袋に集まり、総勢およそ二〇〇人で「史上最大の反中デモ」と称するデモと、在日中国人に対する嫌がらせ行為を展開した。 尖閣諸島の領有権をめぐって日中間の緊張が高まる中、日中国交正常化四〇周年のこの日は国内外一〇社ほどのメディアが彼らの「運動」を取材。香港に本社を置く中国語圏向け放送局「鳳凰衛視」も、「今の日本に必要なのは差別と暴力」「(中国の反日暴動に)報復しろ!」「ゴキブリシナ人を日本から叩き出せ」などと叫ぶ参加者や、沿道の人々の反応を拾っていた。 デモ隊は一時間あまりかけて東池袋中央公園付近を一周したのち、「ここからはデモではなく自主パトロールだ」と称して、華僑系の商店が連なる池袋駅北口から西口界隈へと移動。池袋警察署は道幅の狭隘なこのエリアでの道路使用を許可していたかど
→紀伊國屋書店で購入 中国の台頭にたいして、ひじょうに危機感をもつ必要があるというものと、それほど心配する必要はないとするものが、入り乱れて報道されているため、いったいどっちに基づいて考え、対応すればいいのかわからなくなる。本書は、後者のようだ。 本書は、「はじめに」で目的が述べられ、章の終わりに「まとめ」、最後に「結語に代えて」があるため、わかりやすい。目的は、つぎのように書かれている。「中国の台頭にともなって東アジアは確かに変わりつつある。しかし、それがどのような変化かと問えば、それは非常に複雑で、錯綜(さくそう)し、多方向で、多義的である、というほかない。本書の目的は、そうした変化の大要を、東アジア地域システム、中国周辺の国々の行動、中国の経済協力、東南アジアのチャイニーズ(華人)の変容に注目しつつ検討し、いま中国の台頭によって東アジアがどう変化しつつあるか、それを素描するとともに、
◇中国国内の合理派に支援を 日中国交正常化40周年を目前に控えた9月半ば、日本政府が尖閣諸島(中国名・釣魚島)国有化を発表すると、中国で大規模な反日デモが発生し、予定されていた40周年記念イベントも中国側から次々とキャンセルされた。日中関係は戦後最悪の状況に陥ったと言われ、悲観的なムードが漂う。だが、「戦後うんぬん」という視点はもうリセットすべき時なのだろう。 72年の国交正常化以来、日中関係は互いに相手を重視する人々の友情によって支えられた部分が大きかった。日本側には過去に中国で行った行為を償いたいという人々がおり、中国側には日本の発展に敬意を払い、そこから学習・吸収できるものを会得したいという情熱があった。 しかし、古き良き協力の時代を知る人はますます少なくなっている。戦争を知らない世代が社会の大部分を占め、中国は日本を抜き世界第2位の経済大国となった。互いに特別の感情を抱く人々が両国
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く