「香港映画は死んでいない」 逆境で諦めず―華人監督インタビュー 2021年11月30日07時03分 「香港映画祭2021」の運営責任者を務める映画監督のリム・カーワイ氏=27日、東京都渋谷区 中国による国家安全維持法(国安法)施行で香港の自由が揺らぐ中、日本で「香港映画祭2021」が27日始まった。映画祭のキュレーター(運営責任者)を務める中華系マレーシア人のリム・カーワイ監督(48)は「香港映画は死んでいない。簡単に諦めるわけではなく、これから面白くなっていくことも理解してほしい」と映画ファンらに訴える。 香港映画に最優秀ドキュメンタリー賞 台湾版アカデミー賞 東京都内で時事通信のインタビューに応じた。リム氏はこれまで香港を含むアジアで映画を制作してきたが、香港では2020年6月の国安法施行で表現の自由が危機に直面。新型コロナウイルス禍も撮影に影を落としているという。 現状について、共産
大阪大学教授 輪島裕介 音楽史に残る名盤中の名盤『A LONG VACATION』は1981年3月21日の発売。(C)THE NIAGARA ENTERPRISES.【時事通信社】 大滝詠一のアルバム『A LONG VACATION(ア・ロング・バケーション)』(以下『ロンバケ』)が発売40周年を迎えた。 膨大な制作時間を費やし、多くのスタジオ・ミュージシャンを動員して、1950年代後半から60年代前半のアメリカのポップ音楽の諸要素を極めて精緻に組み合わせて練り上げたサウンド、ロックバンド「はっぴいえんど」でキャリアを開始した際の盟友で、当時、売れっ子作詞家に転じていた松本隆による繊細かつノスタルジックな歌詞、細かな音韻や発声まで配慮された歌唱、さらに無人のプールを描いた永井博によるレコードジャケットのイラストが相まって、当時記録的な100万枚を超える売り上げを記録した。 本作で確立された
被災地支援に「謝謝」 日本の漫画家、色紙でお礼―台湾 2021年02月05日07時10分 台湾から東日本大震災の被災地に寄せられた義援金などの支援に感謝を伝えるため制作されたイラスト色紙=4日、台北市内 【台北時事】「謝謝台湾(ありがとう台湾)」。東日本大震災から来月で10年の節目を迎えるのを前に、100人を超える日本の漫画家がイラスト色紙を制作し、被災地に200億円を上回る支援金を寄せた台湾の人々にお礼の気持ちを伝えている。色紙は、4日開幕した「台北国際コミック・アニメフェスティバル」で展示中だ。 コロナに倒れた托鉢僧 大震災、被災地で祈り―銀座交差点に立ち10年 色紙を送ったのは、「島耕作」シリーズの弘兼憲史さんや「北斗の拳」の原哲夫さん、「シティーハンター」の北条司さんら。計106枚の色紙は、今回の展示のために描き下ろされた。「私たちはみなさんのご厚意を永遠に忘れません」などの中国語
台湾のアカデミー賞、中国当局への抵抗描いた香港映画2作品が受賞 2020年11月24日12時07分 【台北AFP=時事】「中華圏のアカデミー賞」の異名を取る台湾最大の映画賞「金馬奨」の授賞式が21日、台北の国立国父紀念館で開催され、中国当局に対する抗議運動に焦点を当てた香港映画2作品が受賞した。中国が不快感を示すのは必至だ。(写真は台湾・台北で開かれた映画賞「金馬奨」授賞式で、最優秀主演女優賞を受賞しトロフィーを掲げる台湾の女優チェン・シューファン<陳淑芳>) 新型コロナウイルス流行の影響で多くの映画祭が中止やオンライン開催を余儀なくされる中、台湾は累計感染者611人、死者7人と抑え込みに成功しており、授賞式は予定通り開催された。 従来は中国作品の独壇場だった金馬奨だが、近年は中台関係の悪化のあおりを受けている。一昨年の授賞式で台湾人映画監督が台湾は独立国だと発言したことを受け、中国は昨年
習氏訪韓、早期実現で合意 中韓高官会談、コロナ禍で初 2020年08月22日18時47分 22日、釜山で、マスク姿で言葉を交わす中国の楊潔※(※竹カンムリに褫のツクリ)共産党政治局員(左)と韓国の徐薫国家安保室長(右)(韓国大統領府提供) 【ソウル時事】韓国の徐薫国家安保室長は22日、訪韓した中国外交統括役の楊潔※(※竹カンムリに褫のツクリ)共産党政治局員と南部・釜山のホテルで会談した。新型コロナウイルス感染拡大以降、中国高官の訪韓は初めて。習近平国家主席の訪韓に関し、「コロナの状況が安定し、条件が整い次第、早期に実現する」ことで合意した。 中韓への配慮後退 小泉内閣以来の4閣僚靖国参拝 韓国側の発表によると、中国は韓国が「習主席が優先的に訪問する国」であることを確認。ただ、時期は外交当局間で引き続き協議するとし、韓国が目指す年内の実現は不透明だ。 韓国が議長国を務める日中韓首脳会談の年内
替え歌に罰則、愛国強調=中国、「国歌法」を可決 【北京時事】中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会は1日、国歌「義勇軍行進曲」を尊重するよう求める「国歌法」を可決した。公共の場で歌詞を変更するなどして「国歌の侮辱」を行った者に対して、警告または15日以内の拘留を行うと定めている。 1935年に創作された「義勇軍行進曲」は、抗日映画の主題歌だった。国歌法制定は、習近平指導部が進める愛国意識を高める政策の一環で、香港でも適用される。香港では、2015年にサッカーのワールドカップ(W杯)予選でサポーターが中国国歌にブーイングを浴びせるなどしており、習指導部による統制が一層厳しくなりそうだ。 国歌法は「国歌は愛国主義教育の重要な内容だ」と規定。また、国歌を斉唱するときは厳粛な態度で起立しなければいけないと明記した。10月1日から施行される。(2017/09/01-19:24) 【国
日本語で台湾文学探究=植民地時代の詩人映画化-19日から日本公開 インタビューに応じる台湾映画「日曜日の散歩者」の黄亜歴監督=7月19日、東京都渋谷区 日本の植民地だった戦前の台湾で、日本語で台湾文学を探究した青年たちの軌跡を追ったドキュメンタリー映画「日曜日の散歩者」が19日から日本で公開される。公開を前に来日した黄亜歴監督は「新しい文学を創造することで、心の自由を獲得しようとした」と抑圧的な時代に埋もれた詩人らの苦悩に思いをはせた。 映画は、1933年に日本留学を終えて台湾南部の台南で詩人団体「風車詩社」を結成した楊熾昌ら当時10~20代だった青年たちに焦点を当てる。日本で西洋モダニズム文学の影響を受けた楊らは、シュールレアリスムなど当時としては前衛的な作風を取り入れ、台湾文学に新境地を切り開こうとした。黄監督は「30年代の台湾が日本経由で最先端の芸術を導入していたことが分かり、衝撃
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