こんにちは!「香港ガリ勉眼鏡っ娘ゲーマー」こと歐陽です。中国・香港・台湾を含む中華圏のゲームや映画、アニメなどの情報を発信し、社会事情を分析するコラム「中華娯楽週報」。先週までは3回連続の特集で中国産のSF大作映画『流浪地球』を徹底的に分析した(前編、中編、後編)。中華圏ではいま、米マーベル・スタジオのスーパーヒーロー映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』で盛り上がっているが、2019年4月には、中国大陸のビデオゲームについて、いくつも気になる情報が出ているので、今週と来週はそれらを整理して解説しよう。 香港市内で撮影した『アベンジャーズ/エンドゲーム』の宣伝ポスター(4月28日) 新情報の背景:ゲーム審査が再開するも、不安定な状況がなお続く 中華娯楽週報の昔からの読者なら、2018年4月以降に中国本土のゲーム営業許可申請の審査が停滞していたことや、昨年8月にテンセント(騰訊)のPCゲーミン