第20回東京フィルメックスでは審査員特別賞!グー・シャオガン監督の長編デビュー作「春江水暖」(読み:しゅんこうすいだん)が、2021年2月11日から公開されることが決定。あわせて、場面写真がお披露目された。 近年「ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ」のビー・ガン監督や、わずか29歳で夭逝した「象は静かに座っている」のフー・ボー監督など、中国新世代の監督たちが大きな注目を集めている。それらの監督と同世代のシャオガン監督。「春江水暖」は長編第1作でありながら、第72回カンヌ国際映画祭批評家週間クロージング作品に選出され、世界の映画界を驚かせた。 祝宴の様子カンヌ当時、シャオガン監督はまだ30歳。それまでは、たったひとりでカメラを回し、ドキュメンタリーや短編を撮っていたが、本作で初めてクルーを組んだ。劇中の映像は、シャオガン監督の故郷であり、映画の舞台である杭州の、大河・富春江が流れる富陽