目次 序論 ヨーロッパ古典文学を〈再訪〉する【小川公代】 第I部 総論 第1章 講演 ジェンダーの観点から読む世界文学―男たちが描いてきた女性像【沼野充義】 第2章 文学の映画化は「不純」なのか―ヨーロッパ映画におけるアダプテーション【渋谷哲也】 第3章 ヨーロッパ名作文学の漫画化における三類型―『クラシックス・イラストレイテッド』から『ピノッキオ』まで【森田直子】 第II部 アダプテーション各論 第4章 『ジェイン・エア』のアダプテーション―フェミニズムとウルフの両性具有的視点【小川公代】 第5章 エリオット『ポッサムおじさんの猫とつき合う法』とミュージカル『キャッツ』【新井潤美】 第6章 生々流転する『ユリシーズ』の世界―映画から漫画、グラフィックノベル、VRまで【南谷奉良】 第7章 コラボレーションとしての翻案―カズオ・イシグロ『日の名残り』とマーチャント・アイヴォリー映画再考【秦邦
人・モノ・資本・情報のトランスナショナルな移動が加速し新たな局面を迎えた日本と中国との文化交流を両国の研究者たちが論じる。 「コンテンツ」と「メディア」,あるいは「歴史」と「社会」という視座に立脚しながら,両国の大衆文化をめぐる越境的流通に焦点を当てる。 監修者 江藤 茂博(えとう しげひろ) 二松学舎大学文学部教授・学長。最近の業績に,『読む流儀――小説・映画・アニメーション』(言視舎,2020),『講座 近代日本と漢学 第二巻 漢学と漢学塾』共編(戎光祥出版,2020),『講座 近代日本と漢学 第八巻 漢学と東アジア』編(戎光祥出版,2020)などがある。 牧角 悦子(まきずみ えつこ) 二松学舎大学文学部長,文学部中国文学科教授,三国志学会副会長,儒教学会理事,六朝学術学会評議員・理事。おもな業績に『経國と文章――漢魏六朝文学論』(汲古書院,2018),『詩経・楚辞』(角川文庫,20
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く