今月5日に亡くなりました“天皇巨星”ジミー・ウォング。世界中のクンフー映画ファンが今も悲しみに沈んでいます。そしてジミーと『ドラゴンvs不死身の妖婆』(73)でダブルヌンチャクを手に激闘を展開し、プライベートでも長きに渡りジミーと交友関係があった“和製ドラゴン”倉田保昭さんもまた深い悲しみに沈んでいらっしゃいます。私が思い切って倉田さんにジミーさんの思い出をファンの皆さんにお話頂けませんか、とお願いしましたところ、倉田さんから以下の追悼メッセージを頂きました。 私はこの倉田さんのジミーさんへの追悼メッセージを拝読した時、和製ドラゴンの“台湾の兄貴”を失った痛烈な悲しみが文面から溢れ出ていて、思わず涙が出ました。では倉田さんのジミー・ウォングへの追悼メッセージです、どうぞ。 さびしいです。悲しいです。 兄貴のような人でした。 まだ建設中だった陽明山の自宅に案内されたのは、 もう半世紀も前の事